騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
全353件中、201~220件目を表示
予告編で煽りすぎた分・・・
騙しあいバトルは単純に面白かったし、大泉洋に外れ無しという感じで良かった。ただ、予告編で期待値が高まり過ぎていたので、思ったほどの”どんでん返し”ではなかった。(予告編を見て、なんとなく驚愕の展開を想像していた・・。)
でも、最後の流れはなんかほっこりさせてくれて良かった。
この映画を見て、実家の近くにあった小さな本屋さんを思い出した。立ち読みばっかしてたけど、そこも10年以上前に潰れちゃって。家の近くにああいう小さな本屋さんがある風景はもう無いんだろうなぁ・・と思うと、やっぱり少し寂しい。
固定観念から解放される
原作読んでたので騙されました
いやー完全に騙されましたね、原作とのあまりの違いに。
個人的には原作を読んで、元々ファンでもある大泉さん当て書きというところに魅力を感じていたのに、見ててあれ…?って感じ。
原作はそれこそ、もしも大泉さんが編集長だったら…という程の原作はいわゆる人たらし的キャラでまさに当て書きの編集長。
それを大泉さんが演じ逆転していくのだから面白く無い訳が無い、
と期待をして見に行ったので、原作とは違う内容に個人的にはがっかり感が強かった。
これならぶっちゃけ大泉さんじゃなくてもいいキャラだよねって内容になっているし。
というかこれ主演はほぼ松岡茉優になっちゃってるじゃん。
何となく同じ様な設定なんだけど、別物を見せられた感じで、
確かに色々な媒体で大泉さんが大泉さんらしさを出したらダメ出しされたとか、原作とは違うらしいことを薄々見聞きしていたのだけれどここまでとは…。
まぁ原作を知らなければこれはこれでありな映画なのかもしれないが、
原作の一番の魅力は大泉さんを当て書きしたことだったので、それが大きく崩されてしまっているところが残念。
内容的には、確かに騙し合いが展開されているし、原作を読んで期待してた者としては確かに騙されました。
でも見たかったのはそいうことじゃないんだよな…。
なので、面白かったと言うより、別物見せられちゃったなという残念感が強く残ってしまった。
大泉さんも、ああいう人なので言葉に出さないけど、あまりの違いに内心では本当は、うーん…なんじゃないかなと思っている。
良くも悪くもウェルメイド(偉そう)
変わる世界でどう働くか
「騙し騙され」という視点より、衰退していく業界でどう働くのか?を考えさせられる作品でした。
謎の部分はわかりやすい感じで表現されてました。
実際はそうではないことが、距離感で伝わり方と受け止め方が変わってくる。
人と人とが同じ職場、同じ会社で働く事ためには常に多角的な観点が必要だと感じました。
私自身は、どっちもどっちだなぁと思っていたので、正直、得をする側も損をする側も大変だなぁ…と最後まで一歩引いた目線で見ていました。
ただ、もっと人を大切にして欲しかった。
雑に扱いすぎる。
利を得ようと好き勝手するのは良いけど、人は人としてきちんと扱って欲しい。
自分が優位だろうと追い込まれようと、自分が自分に真っ直ぐでいたい。その強さが欲しい。と思いました。
木村佳乃がカッコ可愛い。
大泉洋だけでなく、全てのキャストが当て書きされたようにハマり役。
映画的な映画を楽しめました
もったいない……予告詐欺
ワイルドな大泉洋が楽しめる
キャスト見れば一目瞭然ですが
男優も女優も実力派揃い。
リアルな演技とドラマ的な派手目の演技を
イイ具合に使い分けられていて、
この人たちの世界を見られるというだけで
映画代を払う価値は充分です。
大泉さんといえば、個人的には
コメディタッチな役や優しい役が
多い印象なのですが
この作品の大泉洋は飄々としながらも
野心満ち溢れる「デキる男」な役どころで
なかなかにカッコいいです。
作者さんが原作書いてる時点で
大泉さんを主人公として
あてがきした作品だけあって
いわずもがなハマリ役です。
中身の感想は
池井戸作品のような業界内での騙し合いをしつつ、
「出版業界」という紙媒体業界の
苦しい現状なども織り込まれつつ、
速水が次々と人を翻弄していく様が愉快でもあり、
最後のどんでん返しも痛快であったりと
見ていて飽きないです。
日本映画は死なず。
予想以上に良かった。
以下良かった3つの理由。
1.丁寧な作り
撮り方。画角とかに細かいまでにこだわっている。
演者の背景も小ネタを挟みつつ観客の目に止まるように計算して自然に目に入るように撮っている。細部に神は宿ると言いますが、プロットからかなり肉付けをして詰めた内容になっていると感じられるまで仕上げていて、昔気質の職人芸が感じられる内容。
2.キャスティングへのこだわり
大手芸能事務所やテレビ局の政治を廃したキャスティング。売出し中のアイドルが出てくる時間てそこまで緊張感があった濃密な映画時間だったのに変なスカスカ空気が漂いませんか。そういう時間がない映画。安定感抜群のキャスティング。安心して映画の内容に入り込める。松竹角川が主導の制作が為せる業か。
3.実力ある役者陣の魅力
リリー・フランキーの絶妙な配役。差込み方に脱帽。出演タイミングピッタシ。
松岡茉優という女優について。
この人、凄い。
無精な女性役やらせたら同世代女優No.1だと思います。間違いなく演技巧い。あまちゃんから演技の成長が見られた万引き家族から、更に演技上達してる。
多分日本アカデミーで助演女優賞取るんじゃないかな。松岡茉優を撮りたい監督多いのではないだろうか。アイドル売りから立派に女優に脱皮しておじさん嬉しいよ。
佐藤浩市。
目元がますます三國連太郎になってきて、時の流れを感じました。
以上、ただの映画好きおじさんの感想文でした。
思ったよりマイルド ~カレーに例えるならバーモント中辛~
小説は未読ですが、たぶん小説のほうがいいんじゃないのかなぁ?
タイトルの「牙」から、かなりシリアスな作品をイメージしてたけど、
ちょっとほんわかした雰囲気なので、牙のイメージが伝わりにくかったです。
一応「上司に牙をむく」ところが牙なんですね。
なんにしても、インドカレーの店に行って日本のカレーが出てきちゃった~
みたいな、期待したよりマイルドな味でした。
雰囲気的にも、展開にしても
でも、ストーリー的には好きな方です。
出版業界の実情にも少し触れられて新鮮に感じたのと、
メルヘンチックなオチも気に入りました。
評価点は3.5か4.0か迷うところですが、
松岡茉優の普通女子役が自然でなかなか良かったし、
普通っぽさがかわいかったので4.0にしよう!
大泉洋の新しい見せ方、、、それ魅力!
コテコテしてるがしっかり楽しめる娯楽作
どこで騙された?
予告に騙された
全353件中、201~220件目を表示