騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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良くも悪くもウェルメイド(偉そう)
原作未読。
松岡さん9割仕掛け1割くらいの興味で観に行ったのですが。
安定の松岡さんです。ポンコツ感は抑えめですが、文学というか文章オタクみたいなキャラがすんなりハマってます。
出版業界の今後みたいな大きな話にいくこともできたとは思いますが、その辺は穏当というか、それでいいのかと思うような結末へ行ってしまい、話の結末としてはともかく、納得はできませんでした。
変わる世界でどう働くか
「騙し騙され」という視点より、衰退していく業界でどう働くのか?を考えさせられる作品でした。
謎の部分はわかりやすい感じで表現されてました。
実際はそうではないことが、距離感で伝わり方と受け止め方が変わってくる。
人と人とが同じ職場、同じ会社で働く事ためには常に多角的な観点が必要だと感じました。
私自身は、どっちもどっちだなぁと思っていたので、正直、得をする側も損をする側も大変だなぁ…と最後まで一歩引いた目線で見ていました。
ただ、もっと人を大切にして欲しかった。
雑に扱いすぎる。
利を得ようと好き勝手するのは良いけど、人は人としてきちんと扱って欲しい。
自分が優位だろうと追い込まれようと、自分が自分に真っ直ぐでいたい。その強さが欲しい。と思いました。
木村佳乃がカッコ可愛い。
大泉洋だけでなく、全てのキャストが当て書きされたようにハマり役。
原作は大泉洋さんに当て書きされた作品であることは知っていた。当然、映像化されたこの映画の大泉洋さんもめちゃくちゃにハマり役であった。ただハマり役なのは、大泉洋さんだけでなく、その他すべてのキャストにも言えた。まるで全てのキャストが当て書きされたようだった。
最高のキャスティングによる自然な演技の力もあり、物語の世界に入り込める作品だった。
作品ラストの大きな選択をする際の考え方は実生活にも生かすことができる、ステキな考え方だと思った。
映画的な映画を楽しめました
テンポも良くて引き込まれてしまします
これが映画、と言う様な話の進め方
最近の邦画の予告は信じないことにしていたので良かったです
皆さんのコメント通り、コンゲームでは無いですね
ところで、この映画、松岡茉優さんが主役ですよね、どう見ても
大泉さんが大きく取りだたされていますが、影が薄い感じです
最後の付け加えの様なシーンは活躍シーンを作るため?
しかし、牙はKIBAの事だったのか?
抜かれても痛くないような牙!
もったいない……予告詐欺
他の方も散々書かれてますが
予告の煽りが激し過ぎる!!
壮絶な騙し合いバトル!
ラスト○分衝撃の展開!
どんでん返しが待っている!
みんながだまされた!
最後まで気が抜けない!
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もうこの手の煽り、辞めませんか?
無駄なハードルが上がるし、見る側も構えてしまうし、良い事が無いように思います。
ワイルドな大泉洋が楽しめる
キャスト見れば一目瞭然ですが
男優も女優も実力派揃い。
リアルな演技とドラマ的な派手目の演技を
イイ具合に使い分けられていて、
この人たちの世界を見られるというだけで
映画代を払う価値は充分です。
大泉さんといえば、個人的には
コメディタッチな役や優しい役が
多い印象なのですが
この作品の大泉洋は飄々としながらも
野心満ち溢れる「デキる男」な役どころで
なかなかにカッコいいです。
作者さんが原作書いてる時点で
大泉さんを主人公として
あてがきした作品だけあって
いわずもがなハマリ役です。
中身の感想は
池井戸作品のような業界内での騙し合いをしつつ、
「出版業界」という紙媒体業界の
苦しい現状なども織り込まれつつ、
速水が次々と人を翻弄していく様が愉快でもあり、
最後のどんでん返しも痛快であったりと
見ていて飽きないです。
日本映画は死なず。
予想以上に良かった。
以下良かった3つの理由。
1.丁寧な作り
撮り方。画角とかに細かいまでにこだわっている。
演者の背景も小ネタを挟みつつ観客の目に止まるように計算して自然に目に入るように撮っている。細部に神は宿ると言いますが、プロットからかなり肉付けをして詰めた内容になっていると感じられるまで仕上げていて、昔気質の職人芸が感じられる内容。
2.キャスティングへのこだわり
大手芸能事務所やテレビ局の政治を廃したキャスティング。売出し中のアイドルが出てくる時間てそこまで緊張感があった濃密な映画時間だったのに変なスカスカ空気が漂いませんか。そういう時間がない映画。安定感抜群のキャスティング。安心して映画の内容に入り込める。松竹角川が主導の制作が為せる業か。
3.実力ある役者陣の魅力
リリー・フランキーの絶妙な配役。差込み方に脱帽。出演タイミングピッタシ。
松岡茉優という女優について。
この人、凄い。
無精な女性役やらせたら同世代女優No.1だと思います。間違いなく演技巧い。あまちゃんから演技の成長が見られた万引き家族から、更に演技上達してる。
多分日本アカデミーで助演女優賞取るんじゃないかな。松岡茉優を撮りたい監督多いのではないだろうか。アイドル売りから立派に女優に脱皮しておじさん嬉しいよ。
佐藤浩市。
目元がますます三國連太郎になってきて、時の流れを感じました。
以上、ただの映画好きおじさんの感想文でした。
思ったよりマイルド ~カレーに例えるならバーモント中辛~
小説は未読ですが、たぶん小説のほうがいいんじゃないのかなぁ?
タイトルの「牙」から、かなりシリアスな作品をイメージしてたけど、
ちょっとほんわかした雰囲気なので、牙のイメージが伝わりにくかったです。
一応「上司に牙をむく」ところが牙なんですね。
なんにしても、インドカレーの店に行って日本のカレーが出てきちゃった~
みたいな、期待したよりマイルドな味でした。
雰囲気的にも、展開にしても
でも、ストーリー的には好きな方です。
出版業界の実情にも少し触れられて新鮮に感じたのと、
メルヘンチックなオチも気に入りました。
評価点は3.5か4.0か迷うところですが、
松岡茉優の普通女子役が自然でなかなか良かったし、
普通っぽさがかわいかったので4.0にしよう!
大泉洋の新しい見せ方、、、それ魅力!
大泉洋ファンです。最近の三国志の映画とか全然だったのでファンやめようかと思ってたくらい寂しかったんです。けどこの映画は大泉洋らしさが炸裂、しかも新しい大泉洋!2時間飽きることなく楽しめました。しかも松岡茉優さんもいい!「お前だれだよ!」吹き出しました!内容的に続編は厳しそうだけど、次も大泉洋、松岡茉優さんに期待します!
重厚なテーマで出版界の舞台裏が書かれた小説の方が好きですが、 騙し...
重厚なテーマで出版界の舞台裏が書かれた小説の方が好きですが、
騙し騙されを前面に出した
この映画はこの映画で十分に楽しめる仕上がり。
面白かったです。
しかし今作でも松岡茉優には
翻弄されたなぁ(;^ω^)
コテコテしてるがしっかり楽しめる娯楽作
観終えて帰りの電車で『Lie Lie Lie』という中島らも&中原俊監督の映画を思い出す。あれも面白かったな。
こちらも面白かった。ヘンなタイトルなんで途中それのことをずっと考えてたのだけど、そうか〜と。
娯楽ドラマとしてのいろんな要素をうまく詰め込んだストーリー。出版業界の今と経営バトルを背景に、ふらっと現れる謎の編集長の雑誌立て直しと裏の仕掛けの数々。大泉洋のキャラクターが出来過ぎっちゃあ出来過ぎだけも、娯楽として楽しめる、という感じ。欲を言えば、定番過ぎるキャスト過ぎてサプライズがあまりない。言ってみればコテコテなところが2021の映画として弱いなぁ、と。あと音楽もコテコテ。
どこで騙された?
映画の予告編を見て、最近3連続でシン・エヴァを
鑑賞していた流れを断ち切ろうと観ました。
出版業界の内実も垣間見られて作品として十分
楽しめましたが、待てよ?どこが「騙し」なのか
良く分かりませんでした。確かに大泉の隠し技は
至るところに存在しましたが、ん?すげぇ騙された!
って感じは受けなかったなぁ。
単に私の理解力不足だと思いますが、何か大きな
騙され感を期待した割には、どんでん返しが
なかった印象です。
作品は普通に面白かったです。
予告に騙された
話はテンポも良くて伏線も貼られてるから気を抜けない。大泉洋にあて書きされた速水は確かに大泉洋っぽい。
全体的には面白くて退屈している暇は無いんだけど、予告程にどんでん返しがあるのかと言うとそうでも無い。
登場人物、全員曲者。は確かにそうなんだけど思ってた程では無い。予告で騙された気がするけど、役者全員がハズレでは無いし話は面白かったからまずまず満足。
面白かった。
最後まで予測がつかない展開で、飽きずに楽しめた。大泉洋って俳優さんなんだな〜と再認識した。どの役者さんもよかったけど、一番だと思ったのは小林聡美。女優さんは無数にいるけど、適役だと思う。他には思いつかない。
面白いけど
みなさん書いてるように予告編がどうかと思います。
吉田大八ファンで観に行く人はいいとして、大袈裟に煽って観客を騙す予告観て来た人が心配。
内容は普通に面白く、よくできる。配役がばっちりでした。コンフィデンスマンJPみたいなテレビ映画のノリが好きな人にはあわないでしょう
大泉洋がふざけてない
ある老舗出版社が舞台。やり手の編集者として大泉洋演じる速水が現われて、売れてない雑誌を色々な仕掛けをして売れるようにする。やり手編集者なので大泉洋が切れ者。全くふざけてない。後半になって仕掛けの裏が明らかになるのでそこからが面白い。池田エライザの演技力が光ってた。この作品で彼女が好きになった
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