騙し絵の牙のレビュー・感想・評価
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めちゃくちゃおもしろいのは本?
面白いかと言われれば面白い
エマストーンを勝手に使うな!
いや、それはウソでしょ?w
開始直後、劇場映画を前提としない、家庭のTV画面サイズ前提の画の作りにガッカリ。も、直ぐに立ち直り。期待ほどのドンデン返しは無かったけれど。失速感無しで一気にラストまで畳み掛ける作り込みには大満足です。
面白かった。とっても!
Everytime we say goodbye I die a little はjazzのスタンダード。「バイバイの後少し死ぬ」がいきなりツボですもん。
太宰とチャンドラーの会話とか聞いてみたいんだけど?えぇん?フライドチキンと豆腐くらい食い合わせ悪いだろw
松岡茉優のもんです。チカラの出し入れが絶妙です。彼女一人でリアリティ作り出してます。ありそうな話に見えてしまう不思議。大泉洋の宛て書き脚本で、大泉洋を食ってしまうのって凄いw
「.皆んなウソをついている」と言えばそうなんだけど。策略レベルかねぇ、謀略以下だよねぇ、あ。大ウソの嘘っぱちをかました人は、策略の返り討ちに遭ったよねぇ。何にしても、誇大広告には間違い無いけど、ソコで売らなくても良いざましょ、って思いますw
ところで。結局、由緒ある小説誌は無くなったままなんかい?
それも、どうかと思うニャン。
それと。Glock17と19との違いはシンプルに「大きさ」です。細かい形状差を気にする人はいないんじゃないかとw
信楽焼き
カリスマ社長が亡くなり専務が社長代行を務める出版社で、売れない雑誌の縮小と廃刊が次々と決まっていく中で、生き残りかけてリニューアルをする編集者の話。
文芸誌を看板にしている薫風社で、看板であった筈の小説薫風までもが月刊から季刊誌に変わる中、他者からやって来たばかりの曲者編集長率いるカルチャー誌TRINITYが仕掛けて行く。
口八丁手八丁で部下も作家も転がして行く姿が愉しいこと。さらに才能や人柄を見抜き読む力に発想力まで備わっているのに、謎の胡散臭さw確かに大泉洋を当て書きしたっていうのが良くわかる。
そしていいように使われいつつも、地道に自分の仕事を進めていくバカ正直な本屋の娘。
山場も大オチも悪くはなかったけれど、新人作家の振りが見え見えだったし、仰々しく掲げたKIBAプロジェクトも大したこと無くて、個人的にはTRINITYステークス辺りがピークだったかな。
騙された
騙されたっちゃ騙されたけど
原作を見ずに観賞。痛快な内容とテンポで、あっという間に時間が過ぎたという感じで、面白く観賞することができた。でも、半沢直樹など見てたせいか、陰湿さ的なものがなく、タイトルに強調されるほどの「騙し」のインパクトを感じなかったような...。キレ者のやり手のサラリーマンがやってくれるぜっ!という感じかな〜!それと、社長も欺いたあたりからの終盤の流れは若干想像はしてたけど、なんかトントントンと展開がちょっと早すぎのような気が。
でも、トータルで、自分の仕事に対する意識も刺激されるような、楽しく観れた作品だった。
最後まで飽きさせない!
これは久しぶり面白い作品でした
兎に角テンポが良く
キャストの演技力で引き込まれていきます
何も調べないで特報で興味が湧いたら
見るべ作品だと思います
しかし、人物のディテールが甘さが
気になります
主人公は実家が本屋で本好きで
編集になったとすると
プロ意識としてオリジナルの原稿に
リスクを背負う様な事はするのか?
大事な原稿を持ち歩くのか?
そして紛失しても何故気が付かない?
というのは凄く気になりますが
面白さから考えると些細な事です
2020年度の最高傑作なのではないか?
と、絶賛してみます
私は小説を紙で読む派です。
なんの予習もせずに原作は机上にスタンバイしたまま初日鑑賞。
とても面白かった!
映画を観ながらスポーツ雑誌をつくってる友達がウェブに移行したり、出版社やめて田舎で教師になった友達がいたり…とバタバタしたことを思い出した。
大泉洋さんは大好きだけど、出版業界には似合わないなと思った。
それはそれでそのミスマッチ感から胡散臭さ滲み出るから何かが起きそうでハラハラして楽しめた。
真っ直ぐな新人編集者を演じた松岡茉優さんが忘れかけてた大切なことを思い出させてくれた。
キラキラしながら原稿を読む彼女の姿は好奇心や可能性や向上心に満ち溢れてる。
小さな書店をアイデアで救う勇姿が痛快で輝いてた!
彼女のおかげで乾いた心に真水が注がれたような気持ちになって、私はやる気満々で劇場を出て一駅歩いてしまった。
仕事でお付き合いがあった書店がだんだん閉まっていき、紙媒体の厳しさを感じながらこれも時代だから…と諦めていた。
小説みたいにはうまくいかないとは知っているけど…まだ出来ることあるよねって思う。
裏切りや陰謀が渦巻く出版業界。相当な奇策に打って出なければ生き残れない。
でもね、出版業界の皆さん。
私はまだまだ読みたい!見つけたい!度肝を抜くような小説を。
大好きな吉田大八監督の最新作。
主演2人も良かったけど、佐藤浩市さん小林聡美さん中村倫也さんなどなど、実力派キャストが適材適所で演技合戦してました。
大泉用さん、大泉酔うさん、あっ大泉洋さん!
たくさん元気をもらいました。
がんばれ出版業界!
凄いスピード感
過去に大きく売れた作品をいくつも出した大手文芸出版社
だが、現在はAmazonなどの(作内でモロ名前が出てる)電子書籍化に押されて雑誌が全盛期の10分の1にも落ちつつあった。
そんな中主人公はその日本文学専門の新人編集、実家が本屋でやる気もあり誰よりも早くに出社し新人賞に出された作品から一人の作家を見つけだすが編集内での古いやり方採用されずに戸惑っていた。
そんな中、出版社の別部署の編集長としてやってきた男(大泉洋)が主人公を巻き込み
取締役
社長
文芸編集部
世論
炎上
など様々な手段を使い翻弄し騙していく物語。
だが、しかし………
っと、レビューも早口になりそうなほどのテンポが早く今どうなって、え?っと次々と起こる事案において行かれそうになり最終的にえ?っと再び思いながら終わりました。
自分的には新しい感覚だなと思いましたが物語の幕引き的にはもう一歩、何か欲しかったかなぁっと思いながらもアレの方がいいのか?と悩んでしまう内容でした!
どちらかと言うと面白く、また機会があれば見たいなと思える作品でした!
「きっと面白いよ」、でも予告動画は罪
大泉酔う、、、愛されていますね。
ちなみにヘリコプターに乗るシーンはありません。(ファン向け)
予告から「騙される」とか言う映画は、どう騙されるのか構えてしまうので嫌い。この映画もそう、、かと思ったら、ちゃんと騙された(笑)
速水というキャラクターがカッコイイ。ちょっとふざけた感じと、頭かキレる感じ。これが大泉洋の当て書きかと言われたら、ちょっと違うような気がしますが、映画は予想を超えて面白かった。
もちろん、他の方々もとてと良い。
全員、、、当て書きか?と思えるようなキャラクター。
その中でもやっぱり良いのは松岡茉優かな。
このキャラクターだけ残して、色々な職業などで、続編、、というか、別編が見てみたい。
一生、大泉洋の当て書きのままで。
もし騙されると知らないで見たら、もっと楽しめるのに。てか、原作小説のタイトルに「騙」って書いてあるか。
結局、、あと予告動画だとかなりハードルが上がってしまう。観客動員までならこれで良いのかと思うけど、実際に映画を観てガッカリされてしまったら、クチコミ評価は悪くなってしまう。あの予告さえ無ければ、もっと楽しめるのに。残念。
作品は面白いけど・・・
毒にも薬にもならない THE 松竹映画
牙(KIBA)もポイント
大手出版社・薫風社の社長が犬の散歩中に急に亡くなり、後継争い勃発。専務(佐藤浩市)の赤字雑誌廃刊など思い切った改革と常務(佐野史郎)の赤字だが伝統ある小説雑誌を守る争いが有ったり、カルチャー誌トリニティという雑誌の編集長・速水(大泉洋)の新提案、小説薫風の編集長江波(木村佳乃)からトリニティに異動させられた編集者の高野(松岡茉優)の小説愛、社長の後妻はどっちに付くか、社長の先妻の息子(中村倫也)はどう出る、など思惑が入り混じる話。
騙し合いと言うか、良く動き良く情報を入手しているから勝てるって感じで、序盤は速水の連戦連勝に拍手喝采を送ってた。
最後は、ちょっと意外な結末だったが、カンの良い人なら想定内かも。
大泉洋も良かったが、松岡茉優が主役に思えるほど良かった。あと、池田エライザ、宮沢氷魚、もさりげなく良かった。
問題に対する作品の誠実な姿勢に拍手
出版業界が抱える様々な問題にきちんと納得出来る提案を作中で示しつつ極上の企業エンタメに仕上げる手腕。凄い!
個人的には大泉洋演じる速水が最も出版業界に対して純粋で誠実な人物に映りました。
文学界の大先生の作品に赤字(修正)を入れないのが編集の正しい姿勢だとは思わないし、広告を掲載してくれる企業の顔色を伺い矜持を捨てることが雑誌の本懐だとも思いません。
立場や状況に左右されず信念を貫き自分が面白いと思うものを貪欲に追求する。正しくないと感じたらどんな相手に対しても自分の意見を伝える。芸術とビジネスを両立させるバランス感覚もある。リーダーとしても表現者としても最も信頼出来るタイプの人です。
感心したのは最後、松岡茉優演じる高野の決断。今の時代、最も厳しい小売店(町の小さな本屋さん)の新しい存在価値の提案として納得出来るものでした。
ここ数年の松岡茉優は出演する作品も役者としての存在感も本当に素晴らしいので、桐島で彼女を見出してくれた吉田大八監督には感謝しかありません。
金髪vs赤リュック
シンプルに面白かった!
先の読めない展開が続き、見事に騙されました。
登場人物みんな曲者揃い、それぞれに策略や情熱を持って動くけど、あいつの方が一枚上手…の連続で、誰が最後に勝つのか最後の最後まで分からず、2時間たっぷり楽しめました。
出版業界の権力闘争を主軸に置き、取材を積み重ねて表現する業界の今のリアリティさもありながら、しっかりエンターテイメントとして面白く楽しい作品になっているのが良かったです。
原作からかなり改変されたそうなので、ラストの逆転劇も映画版オリジナルのようですが、なるほどなと思いつつも、ここだけファンタジーにも感じてしまい、他がリアルで説得力があっただけに、ちょっとだけ残念。
でも総合的には満足度の高い娯楽作品だと思います。シンプルに、面白かったです!
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