「過大評価出来ないけど、出演者の実力に免じて。」騙し絵の牙 零式五十二型さんの映画レビュー(感想・評価)
過大評価出来ないけど、出演者の実力に免じて。
多数の方がレビューされてる予告編と本編への期待感。
見事な肩透かし。
「騙し合い」を前面に押し出した予告編だが、そこまで「え?え?」となる要素は少ない。
出版社に限らず、企業内において野心を持つもの、保守的に立ち回る者、あって当たり前の光景。
そんなら先入観をかなぐり捨てて鑑賞すれば、違った一面です楽しめるし、何より各俳優さんたちの実力が際立っているにもかかわらず、誰も主張が強すぎない絶妙の演技力に感心しきり。
観ていて実に気持ちいい。
伝説の小説家、神座。
リリーフランキーさんですか。この人天才だね。
松岡茉優さんの若手ともベテランとも言えないこの世代の女優として安心して観ていられる。
そんな映画でした。
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