「時間は、想像より早く流れる。」騙し絵の牙 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
時間は、想像より早く流れる。
騙すのは誰だ?
騙されるのは誰だ?
どこで騙すんだ?
それも騙しか?
まだまだ騙しはあるのか?
最後に騙すのは、誰だ?
うかつに見逃すと、自分まで騙されたまま置いて行かれるんじゃないかって気をつけながら。
吉田監督「桐島、」のときよりも大人になった松岡茉優(これがあの高校生が大人になった現在の姿かあ、って気分もある)、ピンチも涼しい顔で飄々としている大泉洋、最近引き立て役のヒールが多い佐藤浩市、その他役者陣が、その印象そのもので登場する。だからこそ、どいつが裏切るのだ、そのイメージを?と固唾をのむ。
紙媒体からネット、販売形態は通販、移りゆく出版業界の現状の描写も良くできていた。
そうそう、最後はそれがいい。そうか、「大泉洋のあてがき」って前情報ありであの自信満々の顔の大泉洋を見せられていた時点で騙されていたのかって気分。
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