「少年漫画雑誌のおもひで 本屋に行くと催す派です」騙し絵の牙 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
少年漫画雑誌のおもひで 本屋に行くと催す派です
上映がのびのびになって、これまでに何十回映画館で予告編を見たことでしょう。完全に耳タコになっていて、大泉洋の顔ももう、飽き飽きよ。新解釈三國志のこともあるし、パス。観~ない!と決めておりました。出版業界もので、大泉洋にリリー・フランキーでしょ。詐欺師ばっかり出てくるんでしょ。疲れるよ~ いいや。そのうち地上波でやるだろうし。
そうゆうわけで、期待は全然していなかったけど、縁あって、観てしまいました。予告編でのセリフが本編ではいい具合にちりばめられていて、あー、ここでこのセリフかぁ、と嬉しくなって、いい感じにプラス効果に働きました。
めちゃくちゃ、面白いです。
と、まではいきませんが、
か~なり、面白かったです。
テンポのよい展開。
皆、俳優さんは達者でしたし、挿入音楽もよかったです。
出版社や本屋さんは大変ですよね。活字離れだし。写真週刊誌も見なくなりましたね。立ち読みされちゃうし。aUの映画🈹で実際、見ることが多いのですが、スマートプレミアムに入っていると、雑誌読み放題ですからね。
池田エライザの役は等身大のモデルとしての彼女プラス謎のキャラクターが、ひりひり感があって、よかったです。「城島咲」「ジョージ真崎」
「神坐(かんなぎ)」「SHINZA」
女子学生のセリフ。だって、アニメにも映画にもなってないから、本読むしかないでしょ。 ちょっと感心しました。
あと、K.IBA ねぇ
立ち飲み酒場はアルマイトの椀に千円入れておいて、ツマミやお酒を頼むと店員さんがお釣りを入れて、その都度勘定するシステムですね。
高野書店の佇まいよかったです。売りきれた子供雑誌を買いに神保町まで店主の父親が行くシーンも。最近は幼稚園児向けの雑誌の付録(コンビニのレジや銀行ATMなど)が凄くて、すぐに売りきれるらしいですね。親でもちゃんと作れるかわからないほど精巧な付録らしいです。
昔むかしの話で恐縮ですが、子供のマンガ雑誌の付録が盛んだった頃、豪華5大付録なんてのもありました。その付録ばかりを売ってる縁日の屋台(テキヤ)もいましてね、買って貰えなかった雑誌(冒険王)の付録をオヤジが買って帰宅したんです。うれしくてね。作り方の解説は本誌に書いてあるので、苦労しましたよ。ロボットの手足と頭を組み立ていくと、大問題が発覚しました。ロボットの胴体部分は本誌に綴じ込みだったのです。
ガーン😱
オヤジを恨みましたねぇ。貧乏が悪いんじゃないんです。絶対、オヤジが悪いんです。二度も泣かされて。
縁日の屋台を見ると思い出してしまいます。
最後の方で、会社の屋上に紙コップのコーヒーを投げつけるシーンがありましたねぇ。 あんな感じです。
カールIII世さんコメントありがとうございます。安美錦も怪我しても幕内に戻って命懸けてやってましたよね。引退会見で「やりきった」と言っていたのが印象的です。