「マイルド」騙し絵の牙 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
マイルド
予告編からすんなりとは行かないことが予想できる。
どうひっくり返されるかを考えていると、
概ねその通りにストーリーが展開されていく。
大きな驚きはないし、エモーショナルな動きもない。
それでも、大泉洋扮する主人公の振る舞いは痛快[だ。
組織の古い体質に風穴を開け、
新しいやり方で大きく物事を動かしていく、
誰もが好ましいと思う人間像だ。
だから、それに終始してくれれば、それで良かった。
ラストは十分予想できた。
陳腐で吐息が漏れた。
全体としてはそれなりに楽しめる。
大泉洋らしい軽妙さを楽しみ、深みを求めるべきではないのかも・・・
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