鋼鉄の雨のレビュー・感想・評価
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これもまた南北友情物語
最初の設定と最後のシーンが現実味に欠けるけど、見ていて飽きない映画(むしろ、集中してないとわからなくなる)。
韓国は、緊迫した展開に笑いを挟むのがうまいなぁと思う。
G-DRAGON「同志」の使い方が絶妙。
韓国人は、何とかして平和裏に朝鮮統一を成し遂げたいのだろうけど、その背景にあるのは、「自分たちが吸収合併する」という意識なのだろう。
北朝鮮は、「統一=自国の消滅」と思うからこそ抵抗するのか。
きっと、個人単位での「友情」はそんなに難しい話ではないけど、国同士の「友情」は何とも難しい。
南北の友情が熱い
面白かった。
最初から最後まで緊迫感が続いてとても疲れた。
クーデター、
韓国まで続く地下トンネル、
ボタンを押すだけの核兵器…
映画ではあるけれど、
実際の関係性は案外近いものがあるのかもしれないと
思えました。
韓国から見た中国、アメリカ、日本も面白かった。
根本的に日本が嫌いなんだな…小物感も漂ってました。
兵士同士だったり、国民同士もそうだけど、
南北の友情を描いた物は全て熱い。
今回は特にこの2人が南北の運命を握ってると言うのが
熱さを増していた。
上からの圧力や立場を超えて、
今ここにいるコイツを俺は信じると言う空気感と、
割と軽いキャラの韓国人
気持ちを表に出さない北朝鮮人の
キャラ付けも良かった。
映画を観て隣国の平和を願う
クーデターが起きて国民が平和でいられない道をたどるのは世界の力でで止めたい。
同じ名前の南北の二人が同じ思いで戦争を回避する物語だったが現実には個人の力ではどうにもならない気がする。愛の不時着を観た後に観賞したのでこちらがより現実的かと思ったが、やはり現実はもっともっと厳しいのだろう。チョン・ウソンが年齢を重ねて渋くなっていたし、クァク・ドウォンが対象的で良かった。また、ガンアクションがカッコ良かった。
時代を反映する韓国映画
制作時の南北融和ムードが強く反映された作品であると感じた。
これまでも『JSA』や『義兄弟』など、南北問題を扱った映画は複数公開されてきたが、それぞれの作品が一種、時代の記録となっていることは興味深い。
もちろん、アクション映画としても非常に楽しむことができた。
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