「ぶっ翔んだ作品」劇場版パタリロ! サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ翔んだ作品
原作は全く見た事が無いが、加藤諒主演で翔んで埼玉と同じ原作者ということでずっと見たかった作品。
劇場公開時には見ることが出来なかったので、レンタルでようやく鑑賞。
結構苦手でした...。
もちろん、笑えるシーンもあるがミュージカルが苦手な私にとってはかなり苦痛だった。
マリネラ王国の皇太子であるパタリロ(加藤諒)は、タマネギ部隊と共に大英帝国へ。権力争いで命を狙われているパタリロに様々な不可解な出来事が起こる...。
とりあえず良かったところから。
とにかく、このパタリロという役は加藤諒以外考えられない。それくらい適役だった。
このポンコツで頼りなくて、でもオーラはあって優しさも持っているそんなパタリロが、加藤諒にピッタリだった。この役をする為に俳優になったのかと思うほど。
後半になると急に面白くなる。
ダンシングなまはげボーイだったり、タマネギ劇場だったりと、質が一気に上がる。中々笑えました
ただ、全体的にくどくて古臭い。
昭和の漫画ってのもあるかもしれないが、それ以前に飽きる。これは1度原作を見ないと分からないですね
これは映画では無い。完全に舞台だ。
舞台でもあったみたいですが、おそらくそれをまんま映画にしたんじゃないかなと思いました。(ちょっとは違うと思うけど)
作り的にもわざわざ映画館で見るものでもないし、低予算感が否めない。
前半に関しては見るに堪えない。
これが続くのかぁ、とショックを受けつつ映画館で見なくてよかったなとほっと胸を撫で下ろした自分がいました笑 滑ってるんだよなぁ...
まぁでも、加藤諒の熱演(?)が見れただけでも満足です。