パラレルワールド・ラブストーリーのレビュー・感想・評価
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次は別の人物の視点で観たい
東野圭吾原作という点と、単純にパラレルワールドというワードが好きで鑑賞。
初めに、これは作品としてとても面白かったので観て損はありません。ミステリーとしては割と早い段階でトリックというか、あぁこういうことかと理解できてしまうので、あとは答え合わせをしながらストーリーを楽しみます。謎解きミステリーと謳っていますが、この作品は謎解きをしながらも、登場人物の視点によって大きく捉え方が変わるただただ胸が押し潰されるような切ない切ないラブストーリー作品だと私は感じました。こういう角度でこんなに切ないラブストーリーを表現できるのかと感心さえしました。
さすが東野圭吾です。キャストも主演の玉森くんはドラマ「リバース」の演技が魅力的だったのでそこから開花したように感じますし、染谷くんも上手ですね。観た後で、次はこの人物に視点を当てて観てみたいと思いました。2回目観に行きます。
もう一度観たくなってしまう
映画を観終わった後、一緒に鑑賞した友人と前半が難しかったなぁ…と話していましたが、監督やキャストの方が『主人公と一緒にパラレルワールドに迷い込んでほしい』と話していた記事を見て、この分かりづらさ、難しさはワザと作られたものだったのかと納得させられました。
公式サイトのシークレットサイトも見て、映画を思い出しながら頭の中で整理していると結局もう一度観たいと思ってしまいます。
人によって好き嫌いがハッキリ分かれる映画だと思いますが、私は面白かったと感じました。
役者の方のお芝居も良かったと思います。
見る側の集中力が高められていく作品
原作は話としては面白いけど登場人物誰のことも好きじゃないと感じた記憶(智彦も原作ではもう少し嫌なところがある)。108分に凝縮された本作では、好きではないがそう至るのは理解できると思えるような登場人物の感情の揺れやきっかけが少し見えづらくなっているかもしれない。それでも人間の欲や狡さにぐったりするほど集中力を高められていく感覚は嫌いではないし、よく表現されているのではないか。原作と異なる部分はあるものの原作の雰囲気は損なっていないように思う。役者陣も良かったと思う。
ストーリーも設定も演技も悪くないのに…
東野圭吾さんの作品ということで、原作未読ながら勝手に期待値を上げて鑑賞してきました。予告からSFミステリーを想像していましたが、まあそんな感じでそこそこ楽しめました。
ストーリーは、玉森裕太くん演じる崇史が、吉岡里帆さん演じる麻由子に想いを寄せてはいるものの、染谷将太くん演じる智彦との三角関係にあり、自身にある二つの記憶の中で混乱し、しだいにその謎が紐解かれていくという話です。
本作の肝は,なんといっても二つの記憶が存在する謎そのものだと思います。したがって、この謎をどう見せ、どのようなオチをつけるかが重要になってくるわけですが、実際には二つの現実に加えて回想までが入り乱れ、シーンが切り替わるごとに混乱しそうになりました。あえてそうしているのでしょうが、これは効果的に働いているのだろうかと疑問に感じました。
また、ラストのオチもなんだか納得いかないもので、ラブストーリーと言うには憚られるような結末でした。そのため、俳優陣は頑張っていたとは思いますが、ほぼ誰にも共感することができませんでした。
というわけで、ストーリーも設定もおもしろく、演技もなかなかいいのに、それらが今一つ生かされない、もったいない印象の作品でした。
何度も見たくなる映画
原作未読の為初めて見た時は、どっちの世界にいるのか?Aの世界かと思っていたらいつの間にかBの世界だったのか…!と思うことばかりで、物凄く集中して見ていたのであっという間だったし、どっと疲れたが、ひたすら出演者の演技に圧倒された映画だった。
映画のシークレットサイトを見てからもう一度見たくなったし、今度は原作を読んでからもう一度見たい。
全体的にずっと重い映画なので見ていて爽快感はないが、出演者の演技が皆素晴らしい。特に主演の玉森裕太はアイドルの枠を越えて俳優として覚醒したのではないか。
是非一度見てもらって、みんなの感想を聞いてみたい。
2回観なければ語れない
東野圭吾原作を1年前に読みました
楽しみにしていたので
初日に観に行きました
驚愕のミステリー?は
これまでに無いくらいの重苦しさを
持ち帰る事に
何故?理解出来なかった訳ではなく
今思えば買ったコーヒーも飲まなかったくらいにのめり込んで観ていたからだったんだと思います
家に帰ってから
公式サイトにパスワードを入れて
シークレットサイトを観ました
そこに色々な事が書かれていて
どうしてももう一度観たいと思い
月曜日に行って来ました
映像の切り替え
音響効果へのこだわり
観客を置いていくような間
一度しか観ずにつまらないと言ってしまうには勿体ない
是非、2回観て全ての伏線を回収して欲しいと思いました
頭フル回転!
結構酷いレビューが多いですが、そんなに悪くない作品だと思いました!
観ている時より、観終わった後に頭フル回転で、
色々とあの時どうだっただろう?
など思い出したり、パンフレットやシークレットサイトで時間軸を確認していると、また新たな謎が出てきてもう一度劇場で確かめてみたくなるという不思議な映画です。
原作を読んでいないからなのかもしれませんが、登場人物たちの心情を説明しすぎていない所がそうさせるのかな?と。
しっかりと完結が見える作品がお好きな人には少し物足りなさを感じるかもしれませんが、
この世界観にハマってしまった人は抜け出せなく作品だと思います!
人選ミス
東野圭吾原作というところで話の内容そのものは面白かった。前半のテンポもそれなりに良かったが後半からテンポが悪くなってしまっていた印象。
そして最大の問題点は、キャスティングミスだ。吉岡里帆、染谷将太は別として玉森裕太。正直これから一切映画に出ないで欲しい。彼の演技、表情、動き、全てが苦痛に感じた。正直顔だけの若手俳優の方がまだいい。なぜ彼にしたのか、彼にする意味があったのか、演技が下手なんてものではない、彼が映像に映っているだけで苦痛だった。吉岡里帆とのシーンではキスマイの某番組を見せられているようでみていられなかった。集客の要因で彼がキャスティングされたのかもしれないが、逆効果だろ。今一度制作側はキャスティングについて考えて欲しい。
何度でも観たい
普段、難しそうだなあと思う映画は自分から観たいと思わないのですが、こちらは宣伝から気になっていたので観に行きました。
難しくてわかるのに苦戦する、だからこそ目が離せなかったです。主演の玉森裕太くんの演技に本当に引き込まれました。アイドルではなくちゃんと俳優としての玉森くんがいました。
一度だけでは足りない気持ちになったので、また観に行きます。
切ない、いろいろな愛の形
運命の出会いをしてしまったら、どんな手を使っても欲しくなる。それが親友の恋人でも…
小説を読んだ時終わり方に納得して無かったので、映画を観て腑に落ちたというか、その先をいろいろ想像する事が出来て良かったです。とにかく、宇多田さんの歌が作品の一部になっていてずっしりと最後きます。
小説を読んで面白かった人は観て欲しいと思いました。
自分で謎解きしながら…
原作は見てないんですが、予告を見たときから気になっていたので観てきました。
私は最初から自分で推理しながら観ましたが、一回では整理出来ないので2回観ました(笑)
2回目であーそーいう事かとなるので、1回でモヤモヤしてる人は2回観る事をオススメします。
結末は意外にも切なかったです。
3人のそれぞれの表情に涙
原作が面白いのは知っていましたが、こんなに心に残る映画になったと思いました。3人の表情がせつない。素晴らしい役者さん達だと思いました。何度か観て理解したいし、公式のサイトと照らし合わせたりするとスッキリします。今日も観に行こうと思います。
捉え方で世界が変わる作品
映像化困難と言われた東野圭吾作品を非常に挑戦的にかつギミックを凝らして描かれた作品。主人公と同じように混乱してパラレルワールドに迷い込むゾクゾク感がある。わかりにくさを楽しむように鑑賞したい。原作の東野圭吾氏が「これまでの自分のキャラクターの中でも飛び抜けて複雑なキャラクター」と言う敦賀崇史を演じた玉森さんの嫉妬し混乱し生気をなくして壊れていく様は恐ろしさすら感じたし、なんとも言えない色気があってゾクゾクした。親友の三輪智彦を演じた染谷さんもさすがで、作品に説得力を持たせていたし、解釈の深みが増すキーマンだった。原作とは異なるエンディング、賛否がわかれそうでもあるが、観た人に委ねられるし、自分の価値観や恋愛観が表れるので、劇場で自らがどう感じるのか体験してみるとおもしろいと思うし、友達や恋人と話し合ってみるとまた新しい気づきがあると思う。麻由子の立場や智彦の立場で2回目を観るとまた違った景色も見えてきて、考えさせられた。
映画は一度ですっきりしたい
映画の後、舞台挨拶生中継があった。
疑問点を聞いたり…
人それぞれ、ついていけなかった人、ついていけたが疑問に残る人、いらっしゃいました。
余韻が残るのとは違って、疑問点が残るっていうかわからないところもあって、もやもやが残る。
私の力不足でしょう。
これにもう一回分払うなら、他の映画をみたい。
でもすっきりしない。
玉森くんは、吉岡との記憶をなくすのはラストの方どこでなのか教えて下さい!
深い映画
1回目鑑賞した時は、理解が出来ない箇所がありましたが…2回目なるほど!とスッキリしました。
1回じゃなかなかスッキリしないかな?と思います。
スッキリしない方はぜひ2回、3回と行ってみてください。
誰目線で観るかによっても本当に観た後の感情が変わります!
記憶を変えられた人達は 皆さん親御さんとかいらっしゃらないのかしら...
記憶を変えられた人達は
皆さん親御さんとかいらっしゃらないのかしら?
現実的に考えて何か違和感が...
複雑な話の内容なので
理解するのが少し難しかったけど、
玉森裕太さんや染谷将太さんの演技はとても素晴らしかったので、違和感を感じながらも感情移入出来ました
極上のラブストーリー?!
東野圭吾が好きなので気になって鑑賞。
ラブストーリーとなっていたけど、やっぱり東野圭吾だけあって心理サスペンスの要素が強かった。
途中はホラーかと思えるほどのドロドロ加減だが、人間の嫌な部分をさらけ出してまで貫く主役の3人の愛は、もはや何より純愛なのかもと思ってみると、なるほどこれが東野圭吾流の最上級のラブストーリーなんだなと拍手を送りたかった。 演出も派手さはなくジワジワくる感じがいい。久々ゾクゾクした愛の形にキュンキュンしました。いや、ほんと面白かった!
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