パラレルワールド・ラブストーリーのレビュー・感想・評価
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中毒性のある映画でした
初めは、2つの世界が目まぐるしく入れ変わり、今はどちらの世界なのかを把握するのに必死だった。しかしそれが主人公の困惑を共有し、早く真実を知りたいという焦りにも似た思いを抱かせるストーリー展開は見事だと感じた。
俳優陣の魂のこもった演技も印象に残る。それぞれが苦悩と憂いを、体当たりで演じていて、気迫を感じた。特に主演の玉森くんは、普段の爽やかで綺麗なイメージとは違い、顔を歪ませ苦悩し弱っていく姿はとても痛々しいのに、どこかとてつもない色気を感じた。理屈ではなく見ている人を惹きつける力を感じた。また吉岡さんは明るい陽のイメージがあったが、色んなものを背負った抑えた演技、言葉が少ない中たたずまいでしっかりと演じていた印象。染谷さんは見事な演技力でしっかりとしたキャラクター像を演じきっていたと感じた。
鑑賞後1日が経った今、鑑賞直後よりもその演技、表情が頭から離れず、すぐにでももう一度見たい、あの感覚を味わいたいという思いが溢れる。
制作側、そして俳優陣の細かなこだわりは一度見ただけでは味わい切れるものではないと感じた。
何度も見たくなる、クセになる映画だと思う。
混乱するのが面白い。東野作品の中でも好きな映画です。
何度でも観たい、誰かと語りたくなる映画です。
ラブストーリーだよね
SFにある平行世界ではなく主人公の記憶が現実と交錯していく世界
これもパラレルワールドなのかな
とは思うものの前半は色々想像が出来てなかなか楽しい 中盤辺りからメインの男二人は妬みやら恋心やらでドロドロとした感じに
玉森君は最初の爽やかな印象からドンドンやな奴になっていく
最後は取り敢えず回収してわかったようなわからないような
ラストにもう一度出会うところを君の名はとか言ってる人もいるけど
君の名はのラスト見てよくあるやつやんって思ったから こんな終わりかたはよくあるんだわ
ここのところコンフィデンスマン見てうちの執事見てパララブ見て一言 コンフィデンスマンはスカッとしてうち執は廉君が可愛くって 一番モヤモヤしたのにもう一度見るならパララブ
何度も観たくなる映画
主題歌がぴったり
1度では分からない面白さ
人間らしさが描かれている作品です
2度目から分かる面白さ
公開前から期待していた作品の一つであるパラレルワールドラブストーリー
公開初日に行ってみたものの、伏線だと思っていた箇所が本編とは関係なかったり、変わりまくる二つの世界に混乱してしまい、終わった後面白かった!!!すっきり!!!という感情にはならなかった。
パンフレットを読み、2度目を2日後に鑑賞したところ、分からなかった箇所の解釈がなんとなくわかってきて「次は誰の目線で観ようか、」ともう既に3回目の予定を立てている。
一度まではわからない面白さが二度目三度目と回を重ねるごとに面白く感じていくのであろう。
ミステリー好きには…でも…
はっきり言います。
ミステリー好きならば序盤でトリックがわかると思います。少し頭を整理すれば混乱することなく物語は進んでいきます。
でも、私はこの映画を何度も見たくなりました。
なぜなら?
俳優さん達の演技が素晴らしかったからです。染谷くんの演技を初めて見ました。序盤からラストまでミステリアスです。彼の存在はこの映画のキーです。凄いと思います。
吉岡さんは可愛いイメージから一転し怪しげで儚く危なさを含んでいます。
そして、玉森くんの演技はこの映画で一番人間臭く混乱していく様子が見ていてとても辛くもなり、引き込まれました。
ミステリー映画には物足りないけども…それぞれの感情を考えて見ることによってこの映画は何度も違う視点で物語を見ていけると思います。
愛という錯覚
原作を読んだ上で映画を拝見させていただいたので、物語に対してさほど混乱することはありませんでした。
原作よりもすごくわかりやすくなっているなというのが終始抱いていた感想です。
ただ、原作を読んでいない方だと多少混乱される方もいらっしゃるのではないかと思います。
様々な解釈ができるとは思いますが、私は全員自分自身を愛しているように見えました。要は誰も対象を愛しておらず、他人に向けられていると思い込み、それをさらに愛だと錯覚した思いを全員が持ち合わせていて、全員が自己陶酔しているように見えました。それぞれが抱いている思いが何なのかというのは、一見違うように見えて本質は自己満足のものでありその点においては似ているように思いました。
ストーリーの展開と人間が抱く複雑で醜い思いに思いを馳せ、そういった意味で頭を使う映画だなと思いました。
難しい
2回目も楽しめた
リバースの玉森くん、カルテットの吉岡里帆ちゃん、寄生獣の染谷くん、みんな好きな俳優さん。期待。
原作を読んでないので、どんどん場面が変わっていく展開についていくのに必死で、いろいろ推理しながら想像しながら見ていたのですが、想像してたラストよりキレイな終わり方で、あぁこういう風におさまるのね。とホッとしました。
最後の方の玉森くんと吉岡里帆ちゃんのシーンがとても良かった。
エンドロールの宇多田ヒカルの歌がこの世界にぴったり!余韻がすごくて家に帰っても映画のことが頭から離れず、次の日早速2回目。
ストーリーを知った上で見るとまた違う映画を見てるようで、2回目も楽しめました。
なんだかくせになる映画でした。
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