劇場公開日 2019年5月31日

「脚本や演出の自己満足」パラレルワールド・ラブストーリー ZEPさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5脚本や演出の自己満足

2019年6月20日
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鑑賞方法:映画館
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ZEP
さんのコメント
2019年6月25日

コメント失礼します。
確かにストーリーは、単純に、自分の欲求を抑えきれない主人公と、その親友と交際していたのに一目惚れの相手と再会した途端乗り換える貞操観念のない女性が策略をして、都合よく書き換えた世界に、ただ単に純粋馬鹿な親友が振り回され、恋人にも裏切られる世界、を描いているだけ。

なぜ主人公がそこまで彼女に入れ込むのか、彼女の魅力はどこなのか、親友との友情はそれほど軽薄なものだったのか? その表現が少なかった、あるいは、無かったので消化不良を起こしがちですね。

更に、麻由子の異常な愛情表現というか性描写に唖然でした。
あのベッドシーンで男馴れしてない純粋な女性ではなかったことが分かったにすぎませんよ。

しかし、これは原作とは真逆で、単に監督の性描写の趣味にしか見えず原作ファンとしてはガッカリしたものです。

なので、貴コメントにもかなり同感させられました。
もう少し丁寧な登場人物の感情描写が欲しかったと思います。
ハリウッド並にしろとは言いませんが(笑)盛り上がりに欠ける映画になった気がしますね。

廉