「電車の窓越しのラブストーリー」パラレルワールド・ラブストーリー bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
電車の窓越しのラブストーリー
原作は、もう6年くらい前に既読。2つの世界が交錯するラブストーリーという記憶はあったのですが、詳しくは忘れていました…。(笑)
東野作品らしく、理系の脳科学をモチーフに、記憶の改変にまつわるミステリー仕立てになっていますが、主題は友情か、恋愛か…なのでしょう。
キスマイの玉森裕太の主演ということで、どうかと思いましたが、シリアスな役柄を上手に演じていました。吉岡里帆も、可愛らしい印象からミステリアスで、大人の女性の雰囲気を醸し出し、女優としてもステップアップしたと思います。
この2人の演技をより際立たせたのは、やはり染谷将太。彼は若いのに、どんな役も自然体で巧くこなしますね。
ストーリーは、2つの世界が交互に展開されているため、どちらの世界か混乱しますが、出演者の服装で見極めるのが良いと思います。やや、最後の詰めが分かりにくかったので、改めて、原作を読んでみたいと思います。
電車の窓越しのシーンや渋谷での最後の場面は、お気に入りのシーンです。でも、あの大ヒットアニメにも、同じようなシーンがありましたね(笑)
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