「見る度に感想が変わる映画」パラレルワールド・ラブストーリー みにさんの映画レビュー(感想・評価)
見る度に感想が変わる映画
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予告で何度も見たくなると言われていたので、1度では理解しにくい映画なのかなと思っていましたが、1度でも十分理解する事ができ楽しめました。
予告を見て想像していたものとの、良い意味でのミスマッチがとてもよかったです。
崇史(玉森裕太)の視点から見たのですが、人間の深みなどを感じる映画だなという印象でした。1度しか見ていませんが、麻由子(吉岡里帆)の視点からするとすごく切ないラブストーリーだなと思いました。智彦(染谷将太)の視点で見ると友情の愛を感じられるのではないかと思い、2度目3度目が楽しみです。
何度も見たくなるという表し方は、1度では分からないという意味ではなく、視点を変えて何度でも見たくなる、という解釈ではないかなとも感じました。
泣ける映画!笑える映画!という感じではなく、なんと言っていいのか分からない気持ちになりました。決して悪い意味ではなく、満足感が残る映画です。
友人に勧めたいのですが、なんといって勧めたらいいのか分からないくらいです。こんな気持ちは初めてです。ただ、気になったら是非見ていただきたいです。
最後、崇史と麻由子が出会えたのか、出会えなかったのかは分かりませんが、どっちだろう??と考えている時、不安定な心情を表すような音楽もとても良かったです。(主題歌の嫉妬されるべき人生/宇多田ヒカルさんです)
2度目を見られる方はパラレルワールド・ラブストーリーの公式サイトをみてから見るとより一層楽しめると思います。
分かりにくくてすみません。
素人のまとまりのない感想を、ここまで読んで下さりありがとうございました。
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