「後半の失速感はあるものの面白い!」パラレルワールド・ラブストーリー 彬さんの映画レビュー(感想・評価)
後半の失速感はあるものの面白い!
原作未読。
量子、パラレルワールド、等が大好物なので、少々点数が辛口かもしれません(生意気すみません)。
パラレルワールド、というやり尽くされた題材をどう料理するのか!?
とドキドキしながらスタート。
電車のすれ違う様子になぜかシン・ゴジラを思い出してしまうも(笑)、全編通してどこか薄暗くさみしい風景がとても好きでした。
あるシーンから、挑戦状か!?
といわんばかりの謎が始まり、CM通り頭をフル回転させながら観ました。
謎解きも好きなので、ここはすごく興奮しました!
惜しむらくは、美しいながらも後半にかけての失速感。
ただ、これは自分が「ハラハラドキドキのサスペンス」を期待したからであって、タイトルにもある通り本作品は「ラブストーリー」。
心の機微をじっくり表現するカットなど良かったです(なので単に好みの問題かと思います)。
宇多田ヒカルさんの既存曲も、まるでこの作品のためにあるかのような美しさでよかったです。
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