「接続がうまいと一言に尽きる」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」 レインさんの映画レビュー(感想・評価)
接続がうまいと一言に尽きる
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2期から3期へ、だけではなく、
テンジンの復讐心とガレシアの執着心が事件解決につれ、狡噛の内面へと収束してきたのがうまかった。
二人に、復讐を果たしたが居場所を無くし、逃避し続けてきた狡噛が自分を重ね合わせただろう。
復讐できたが自分でなくなった。
集団不向きで信念を失わず持つが居場所がなかった。
でも、どうしてもシビュラシステムからではなく、過去から逃げるんじゃなかった。
花城はそんないいタイミングで、助けの手を伸ばし勧誘もしたキャラかな。
とうとう1期の雰囲気から離れ、異国を経て外務省の雛型が形作られた。が、1期のファンとして元に戻れなさそうなストーリーに寂しさを覚えてしまう。
こう放浪する狡噛慎也でも見たいというより、
1期の執着深くても、理性を保って常守の支えとなる執行官が見たかったかな。
槙島を殺したことって全くヒーローの行動ではないこと、観客としてもつくづく感じた。
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