「【少年の、一夏の不思議な経験を描くファンタジー作品だが、本格的なSFアニメ作品でもある。】」ペンギン・ハイウェイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【少年の、一夏の不思議な経験を描くファンタジー作品だが、本格的なSFアニメ作品でもある。】
ー キャラクター造形が良い。明らかに理系の探求心旺盛なアオヤマ君(小学4年生)、そして胸が豊かな少しお茶目でミステリアスなお姉さん、アオヤマ君の様々な気質の個性豊かな友人たち、そしてペンギン。ー
□彼らが織りなす不可思議な物語に、あっという間に引き込まれる。
・アオヤマ君が”お姉さん”と”街の随所に現れる”ペンギン”の生態を精緻に記すノートの内容の面白さ。
・青い夏空に舞い上がるピンク色のコーラ缶。
・ペンギンたちの不思議で独特な出現シーン、消滅シーン。
・森を越えると出現する広大な草原・・・。
・実に素敵なファンタジーアニメであり、本格的なSF作品でもある。
<勿論、森見登美彦原作 -日本SF大賞受賞作ー が素晴らしいからではあるのだが、その不思議な世界観を見事に映像化した、スタジオコロリドも素晴らしい。
優れたアニメーション作品であると思います。>
<2018年8月19日 酷暑日の夕刻に鑑賞>
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