「"寄り道"できない面白さ!」ペンギン・ハイウェイ 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
"寄り道"できない面白さ!
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個人的な断言だけど、ここ数年のトップアニメ!ジブリのようでジブリではない、非常に見事なオリジナリティ!それにとっても繊細でいて瞬きするのが惜しいぐらいに好奇心が無尽蔵!携帯電話もパンフ含めた本への逃避もまるで出来ない(これがボクの"寄り道"の意味)!それほど見事な作品でした!この『ペンギン・ハイウェイ』は!おそらく今後の毎年の夏に何度もTVで流れるでしょう(あくまで個人的願望)!
魅力をベラベラ語りすぎると、またツッコミが来そうなので(『SCOOP!』の時に一度あってwスゴく大変嬉しかった)、なるべくボクは控えておこうと思うけれど、二つヒント。
西島秀俊さん演じるアオヤマ君のお父さんが(大変素晴らしいお声でした)、提示してみた二つの例え。
1、「世界の果て」とは何かを考え、"世界の果ては折り畳まれていて、内側に潜り込んでいる"という仮説。
2、"小さな袋"の内側を、反対にして表に出す。この世界は袋の中、外側が袋の中に潜り込んでいる仮説。
ヘタしたらネタバレ級のヒントになるかもしれないけれど、この場面はホントとにかく、名場面に間違いないです!スッゴい知的好奇心を擽られて、喜びました!
あとエピローグのアオヤマ君のモノローグは意味深ですねw"けれどもボクはもう(結婚の)相手を決めてしまったので、結婚してあげるわけにはいかないのである"の後に、カメラが"あの子"に向いた意味はどうしたってニヤニヤしちゃうよ(笑)。
これ以上はシャットアウト!是非とも素敵な夏の映画を!
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