「ノートが欲しくなる」ペンギン・ハイウェイ れおさんの映画レビュー(感想・評価)
ノートが欲しくなる
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小学生のキラキラした日常とお姉さんの横たわる夏休み。主人公の論理的思考と幼さのバランスがたまんねえな流石京大出身!好意は!合理的に伝えなければ意味が無い!!やらかしたと思ったらすぐ謝る相手への誠意と気づき、学びだらけですね。
いやしかしお父さんはとても論理的だ。
森見先生のマドンナ像というのが好きなんですが、今回のお姉さんは小学生から見た妙齢の女性ということで、好意を向けてくれる男の子に対しての庇護感、しかし二次性徴前の異性に対する無防備さ、異性と意識している時の女性らしさと意識していない時の女性らしさ、ギリギリの弱音と視聴者には最後まで謎めいた大人らしい姿勢が虚勢かどうかの境界。兎に角そこにいる魅力的な自然な大人の女性という雰囲気が青山君でなくとも惚れてまうやろー!
自分の生きていた意味や存在を疑って消えてしまうかも知れなくても、お姉さんが笑顔でいれたのは何故か。それを考えると子供というのは凄いなあ。パワーに溢れている。
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