「ペンギンがかわいいから そんな動機でもいい」ペンギン・ハイウェイ takapappaさんの映画レビュー(感想・評価)
ペンギンがかわいいから そんな動機でもいい
そんな動機でもいいから見てほしい、
幸せな映画でした。
ネタバレあるかもしれないです。
もう一度言います。ネタバレあるかもしれないです。
まっさらな気持ちで見たい方はレビューなんて見ないと思いますが!
絶対嫌な方はUターンで!
以下
低評価レビューもあるにはある。でも好きな人はどストレートに好きな作品でしょう。原作未読な私ですが、大好きで愛おしいものとなりました。
主題歌は宇多田ヒカルのGood Night。
「謎解きは終わらない」という歌詞があります。
まさにその通り、謎解きは終わらない!
謎が謎を呼びさらに謎を呼ぶ…、この作品を好きじゃないという人は「結局何が何だかわからないじゃないか!」と思ってる人が多いんじゃないでしょうか?
小学4年生の青山くん。頭が良くて、だからこそ少し気取っていて、でも優しい良い子。どこかにいるかもしれないありえなくはない男の子です。
覚えていますか?この映画はSF。ファンタジーなのです。感情移入はしてもしなくてもいい。結局わからないことがあるじゃないか?ファンタジーだもの、それでいいじゃない。
全てに説明がつく必要はない。そう考えられる方にはこの映画を見て楽しめると思います。
森見先生作なのでお世辞にも子供向けではありませんが、子供は子供で「ペンギンかわいい〜」と楽しめるものだと思いますよ。とにかくかわいい。ふんだんにかわいいシーンがあります。
青山くんの一夏は、幸せで楽しくて、儚いから、少し切なくもあります。ほろりと涙が出ました。
しかし、鑑賞後のあなたは幸せに満ち溢れることでしょう。
私なんてエスカレーターを7階分軽やかに駆け下りちゃいましたから。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!