「こんな夏を過ごせる少年になりたい」ペンギン・ハイウェイ てつはらさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな夏を過ごせる少年になりたい
独特の世界観が特徴の森見登美彦先生の作品と言うこともあり、森見登美彦ワールドに慣れていないと難しいと思うところがある作品ですが、端的に言うと「あの頃はそんなことも知らなかったのかと思うことがあったけど、知るために一生懸命だったなぁ」と感じられる作品です。
かつて少年だった世代に強く響く内容に仕上がっています。
「陽なたのアオシグレ」で好きになってた石田監督ということもあり、作品の作り込みは短編時代のそれに近く、長編になっても丁寧に作ろうという愛情を感じとれます。
夏がテーマの作品です。ぜひ、この夏の間に劇場で観て欲しい作品です。
観るとこんな夏を過ごしたかったなぁと感じると思います。
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