荊の城
2005年製作/180分/イギリス
原題または英題:Fingersmith
2005年製作/180分/イギリス
原題または英題:Fingersmith
「しあわせの絵の具」監督が語る、ホーキンス&ホークだからこそ生まれた“自然な空気感”
2018年3月2日「しあわせの絵の具」サリー・ホーキンス、イーサン・ホークの熱演に刺激「私はすごく幸運」
2018年3月1日“カナダで最も有名な画家”モード・ルイス描く「しあわせの絵の具」18年3月3日公開!
2017年11月9日過激なワード連発の朗読会開催!「お嬢さん」本編過激映像入手
2017年3月18日「お嬢さん」映画館限定の過激予告編入手!女性たちが全裸で抱き合い激しくむさぼる
2017年3月1日岩井志麻子、「お嬢さん」で女体の美しさに感銘「日本にも“ちっぱい”ブームが来る!」
2017年2月22日やっぱりサラ・ウォーターズの原作がおもしろんだなー
と思いつつもこの長い作品から、子の取違え要素などを除いて
スッキリまとめた「お嬢さん」の脚色は素晴らしい。
本作も本当に面白かったのだけど、
上の抑揚に比べたら、下は垂れている感が強い。
「お嬢さん」は一直線で、より女性たちの物語になっていた気がした。
ちゃんと断罪してたしね。
ただオープニングの処刑台が生活の中にある少女、っていう紹介で
ものすごく引き込まれたし、
やっぱり場面転換になる心療院での裏切りの発覚シーンは
とんでもなく面白い。
今作のスウとモードはもう生まれながらにして
出会っていたわけだし、より強い運命で結ばれてはいるのだけど、
やはりラストは物足りない。外に出てもいいと思う。
あと若さもこの二人が持っているものだと思う。
ピュアで純度が高い感じ。
私は「お嬢さん」のニヒルな感じも好き。
小道具のトランプの使い方、好き。
また、ジェームス役を演じた役者が、
ジェームスはゲイだと思う、と言及していて、
新しい解釈だなと驚いた。
今作の彼の内面の抑圧を考えると、あり得るかもしれない。
(この作品の悪役なら演じがいがあると語ってたのも好印象だった)