「空回り」未来を乗り換えた男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
空回り
ファシズムバリバリのドイツ軍が侵攻するフランスで、移民の摘発が厳しくなる中ドイツから亡命してきた主人公が、偶然絡んで手にした他人の身分でビザをとり出国しようとする話。
PC、携帯、旅客機等、便利なツールは出てこないけれど現代の設定の様で、根本となる情勢が非常に判り難い。
アナログじゃなきゃ成り立たないなら昔の設定にすれば良いのに…。
そんな中いとも簡単に出国準備が進んじゃうし、死んだ作家の名を語ったら嫁に出会ってしまうとか領事館を挟んでの旦那が来たとかどうとかのやり取りなんかコメディじゃあるましい。
シリアスにみるにはチャラいし安いし重さがたりず、かといってコミカルなつくりにはなっておらず。どうみるのが正しいのか判らないシュールな感じ。
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