「【”日本の絶頂は縄文時代だったのかもしれない。”世界で最も美しい謎に満ちた縄文時代に憑りつかれた人々が、嬉々として自身の考えを述べる姿も面白き、知的好奇心をくすぐられる作品。】」縄文にハマる人々 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”日本の絶頂は縄文時代だったのかもしれない。”世界で最も美しい謎に満ちた縄文時代に憑りつかれた人々が、嬉々として自身の考えを述べる姿も面白き、知的好奇心をくすぐられる作品。】
ー ご存じのように、縄文時代は一万年以上ある。最も長い時代である。だが、故に謎は多い。-
・縄文土偶の宇宙人かと思ってしまう、独特の大きな眼と湾曲した身体のライン。そして、縄文式土器の独特な螺旋を多用した形。
ー 世界の史学者の”モダン・デザイン”という言葉がぴったりである。-
・今作が面白いのは、縄文時代に嵌った人々が嬉々として持論を展開する姿である。
ー それだけ、謎が多いという事である。縄文式土器が東北で出土する事が多く、その影響でアイヌ民族に影響を与えたとか、弥生式土器は関西で多く発見されるが、縄文式土器とは全く違う形状をしているとか、知っていたつもりでも改めて語られると、とても面白い。-
<2018年9月22日 京都シネマにて鑑賞>
<2023年11月21日 別媒体にて再鑑賞>
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