ダンボのレビュー・感想・評価
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ザ・王道
優しい作品でした
めちゃくちゃ可愛い
ティム・バートンの集大成的作品
ティム・バートンも大好きだという『ダンボ』の実写化作品。ちょっとバートン色が強くなって変な感じにならないかと少し不安もあったけど、大好きだというだけあって、あまりアレンジし過ぎなかったようだ。
ただ、サーカスのメンバーは『ビッグフィッシュ』を思い出させるし、終盤は『チャーリーとチョコレート工場』も思い出させる。テーマは『家族愛』だし、まさにティム・バートンの集大成的作品と言える。
キャストも、『バットマン』シリーズなどのマイケル・キートン、ダニー・デビート、最近お気に入りのエヴァ・グリーンが出演と集大成的。ヘレナ・ボナム・カーターとジョニー・デップが出てたら完璧だったんだけど…
って、もしかしてコリン・ファレルはジョニー・デップの仮の姿だったりして(!?)
さすがに今回は顔面白塗りは無いと思ってたけど、やっぱしダンボの白塗りシーンが( ^_^ ;)
あれもこれもダンボがかわいいから、まぁいいか
かわいかったなぁ〜ダンボ
日々、犬猫動画を観ているだけでニヤけてしまう私としては、かわいいダンボを観ているだけで50%ぐらい満足しちゃった(笑)
この物語の時代設定は、第一次世界大戦後のアメリカ
多くの人が大切な人を失った時代
かつては、馬乗り曲芸師だったホルト(コリン・ファレル)も、従軍して片腕を失ってしまう
さらに、二人の子供たちの母親である妻の死に立ち会うことができず、失意の中にいた
そして、サーカス団に帰ったホルトに与えられた仕事は、ゾウ親子の世話係だった
しかし、その子ゾウのダンボは、他のゾウに比べて耳が大きく、空を飛べるという特殊な能力を持っていた
この物語は、片腕と妻を亡くしたお父さんと、お母さん亡くした子供たちと、お母さんと引き離されたダンボが、喪失感の中で、互いに助け合い、明日への希望に向けて、前向きに生きていく話である
そして、彼らはダンボの他人とは違う「人よりも耳が大きい」という個性に助けられる
マイケル・キートン演じるヴァンデバーは、その個性的なダンボをさらし者にしたり、金儲けに利用するが、ホルト一家は、そのヴァンデヴァーの魔の手からダンボを守るのだ
そのダンボに対する人々の反応から「人とは違う個性」というのは、さらし者にしたり、利用するものではなく、受け入れて、尊重するものだと、この映画は訴える
ただ、その悪役ヴァンデヴァーの描き方には、少し物足りなさを感じてしまった
「強欲は罪」というのは、あまりにもステレオタイプ過ぎているし、誰にでも欲はある
ヴァンデヴァーが、なぜ、強欲になり、血眼になってダンボを追い求めるのかにはついて、その人間性を描いてくれていたら、もう少し、物語も深く理解できたように思う
まぁ、その辺が、子供でも安心して観られるディズニー映画というところなんだろうとも思う
そんな物足りなさも、かわいいダンボを観ていれば、まぁいいんじゃないと、思えてしまうんだから、私も甘いなと思う(笑)
可能性と愛情と発想の転換、見事な心の動きに誘導されて泣かされてしま...
共感した。
私は趣味程度で映画を見るので、映画論的な事は一切わからない。
この映画に関しても、単に誘われて映画館まで見に行っただけで内心あまり興味がなかった。ティムバートン監督作品も「シザーハンズ」だけは数回みた記憶があるが、あとは題材からしてもCGばかりの映像にしても、興味がわかない。
しかし、この「ダンボ」は私にとって特別な作品となった。私にはダンボの気持ちがよくわかった。それは、自分が幼少期に受けた記憶から現在に至るまで、自分がダンボのように、他人と比べられ、もがき苦しみ、嘲笑され、それでも自身の特性でもってありのまま生きていたいとう気持ちを一心にして、必死に生きている姿に僕は感銘を受けた。
ダンボは決して大舞台から逃げない。それと同時にダンボは自分の居るべき場所をわかっている。だからこそ、最終的にダンボは自分と同じ象の世界に帰るのだ。ダンボは自分本来の居場所とは異なる状況でも、勢いでもって逃げだしたりは決してない。
ダンボは何故そこまで人間界に従事できたのだろうか。それは、自身のおかれた境遇に不満や不遇があったとしても、それを受け入れながら生きていく柔軟で寛容な心と、動物や人間の枠を越えた家族への愛が見せてくれた行動だと私には見えた。
なお、私はこの「ダンボ」の原作となるアニメーションをしたことがない。だからこそ私はティムバートンの見るダンボを純真な眼で観れたことに、幸運を感じてる。
ダンボが可愛すぎる
母を訪ねて空を飛ぶ
原作へのオマージュが多く嬉しくなった。それでいて人間達にフォーカスを当て、家族の再生物語にも仕上げている。
とにかくダンボが可愛い。それなのになぜ皆そんな酷い接し方をするのか…悲しい…クズばっかりだし…
中盤までは世界観に入ることができなかった。どうしてもダンボ側に立つしかないんだけど、ダンボ側の人間が少なすぎるんだよな。唯一味方の子供達も好きになれなかったし。皆自分のことで精一杯すぎる。
ただ、最後のカタルシスは非常に良い。自分のことしか考えていなかった奴らが、ダンボを中心にまとまるのは感動的。僕のように、伏線をはられつつもパッとしない仲間達が最後団結し何かを成す的映画が好きな方はグッとくるはず。
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