トラさん 僕が猫になったワケのレビュー・感想・評価
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革新的かつ確信的
CGでもなくアニメでもなく、動物映画でもない、今までの映画ではあまり見たことがない、猫の着ぐるみに身を包んだ主人公……予告を見たときはいったいどんな映画なんだろうと思いましたが、試写会で見て、このかたちでしか表現できない「気づき」に、筧昌也監督の確信的な手法を感じました。
猫の姿で人間界にもどってきた主人公が、家族の気持ちによりそって「残りの時間を生き切る」姿が、着ぐるみだからこその表現力をもって、あたたかく、そして切なく描かれています。派手な演出や大掛かりな宣伝などはありませんが、ずっと心に残る映画です。友人と恋人と家族と、そして一人でも、見る相手を選ばず楽しめる映画です。
ずっと心に残る作品になる。
「あの映画また観たいな」そんな風に何年経っても思い出すような、心に残る作品になると思います。
冒頭の寿々男のダメっぷりが本当にダメで(笑)ちょっと家族の愛を試したくてかまって欲しくて。そんな寿々男を感じて。奥さんの愛。娘の愛。仲間の愛。それを信じれた 寿々男/トラさん が本当に強くなる姿に涙が止まりませんでした。笑って泣いて、最後はひだまりのようなあたたかさが胸に残ります。
猫スーツでトラさんになった北山さんの姿、映画に引き込まれてしまって、猫でも猫スーツでもあまりにも自然過ぎて物語の中で当たり前になってしまっていました。
原作の世界観崩さず、でも映画作品オリジナルのストーリーで約90分の中に詰まっています。原作を読んだ方も楽しめ、読んでいない方は原作が読みたくなると思います。
そして、大切な人にありがとうを伝えたくたります。
大切な人に会いたくなる映画
猫の姿になって戻ってくるというファンタジーな部分があるのですが観ていくうちにそんな非現実的なことも忘れてしまうくらい物語に入り込んでいき登場人物に感情移入してしまいました。そして自分の大切な人に対してありがとうや大好きだよとちゃんと沢山伝えたくなる素敵な作品でした。この作品に出会えてよかった。大切な人を誘ってまた観に行きたいと思います。
この季節にぴったりの心温まる作品
原作を読んでいましたが、家族愛のあふれるあたたかいシーンはやはり涙してしまいました。途中何度も北山さんの猫役がコミカルでくすっとしてしまうシーンも見どころだと思います。高畑家がとても愛らしく微笑ましかったです。観た後は何気ない日常をもっと大切にしたいなと思える作品です。
この冬は寒い、この映画であったまりたい。
猫スーツかよって先入観、後で後悔します。終わってから、家族と言うものを考えてしまう。ずっと。現実ではありえない世界のお話だからこそ見える、家族の愛を、気付かさせてくれる。私たちはまだ間に合うんだな、ありがとう、好き、ごめん。たったそれだけの言葉だけど、伝えよう。そんな風に思える映画でした、
平成最後の愛のカタチ
始まってすぐくらいから最後までずっと泣いていました。
こんなに一つの作品の中で何回も涙が溢れる映画には出逢ったことがないです。
家族にはあるある~っていうシーンや猫のクスッと笑えるシーンもあり、笑いあり涙ありの感動作です。
是非、大切なひとや家族と一緒に観て欲しいです!
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