「泣けると言われると泣きたくなくなるひねくれ者が見たら…」トラさん 僕が猫になったワケ のりんごさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けると言われると泣きたくなくなるひねくれ者が見たら…
ポスターの主人公は猫着ぐるみを着ているし、泣ける映画だとの謳い文句にひねくれ者の自分は、絶対泣くものか!と思いながら見た映画でしたが…不覚にも泣かされてしまいました。
負けた…
登場人物も少ないしストーリーとしてはとてもシンプルな映画ではあるけれど、誰にでも共通する家族への愛を再確認できる、暖かい映画でした。
主人公とその妻、そして子役それぞれの暖かい雰囲気と最後のお互いを思いやる気持ちがセリフ回し、表情、演技からストレートに伝わってきて泣かざるを得ないのです。
最後、主人公が漫画を描くシーンはセリフは一切ないけれど手先の動きや道具の使い方、音などでグッと惹き込まれます。
シンプルに良作。
そんな映画でした。
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