「良く作り込まれていたと思います。」レッド・エージェント 愛の亡命 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
良く作り込まれていたと思います。
ソ連から亡命した叔父を持つ主人公が、ソ連に置き去りになった叔母の消息を探す物語。
芸術家として名をなした主人公の女性が、ロシアモスクワでの展覧会のオファーを受けことを機に、叔母の消息を訪ね歩きます。
物語は現代と冷戦時の二本立て。叔母を探すことをメインストーリーに、現代ではロシア側窓口の女性との恋愛、冷戦時では若い叔父夫妻の悲恋と、スパイの悲劇を絡めて進みます。
窓口の女性も、上手に話に組み入れられたストーリー展開は感心出来るものでした。
ただ、サスペンス好きとしては「恋愛」に偏り過ぎていて、好みの映画ではありませんでした。
私的評価は3です。
コメントする