アリスvsモンスター・スクワッドのレビュー・感想・評価
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『平均年齢高めな魅力に欠ける演者陣』
自宅(CS放送)にて鑑賞。劇場未公開のオリジナルビデオ、原題"Sinister Squad"。『グリム・アベンジャーズ('15)』の続篇に当たるらしいが、そちらは未鑑賞。或る程度、L.キャロルやアンデルセン、グリム等の童話の知識が無いと楽しめない、少しマニアックな内容だが、基本的にキャラクターを借りて来てクロスオーバーさせたオリジナルの物語。出て来る人皆、もれなく汚くて、内容の割に演者の平均年齢が高い。エグいダークファンタジーでどの層にターゲットを絞ったのか、限定し辛く勿論お子様向きではない。35/100点。
・全米ではレイティングの指示は受けていないが、オーストラリのMA15+(15歳未満販売禁止)を始め、ハンガリー(16歳未満不可)、カナダ、韓、独(18歳未満不可)、英等でも概ね15未満は鑑賞不可なレイティングを受けている。
・原題からも判る通り、『スーサイド・スクワッド('16)』のモックバスターとされている。登場する主なキャラクターは、『不思議の国のアリス』からC.リッチャルディの“アリス”、出番が少ないR.ヤーブローの“帽子屋(マッド“ハッター”とクレジットされている)”、『鏡の国のアリス(マザー・グース)』からA.モーセの二役“トゥイードルダム”と“トゥイードルディー”、『グリム童話』のJ.R.ディアスの“ルンペルシュティルツヒェン(がたがたの竹馬小僧)”、『グリム童話』及び『ペロー童話集』からT.アイルランドの“青ひげ”、アンデルセン『雪の女王』からT.A.デイビスの“ゲルダ”、『眠れる森の美女』からF.レナの“カラボス”、『三匹の熊』からL.ソーヤーの“ゴルディロックス(日本版DVD・ブルー・レイ等、パッケージのセンターになってるキャラ)”、『ハーメルンの笛吹き男』からI.レイズの“パイドパイパー(クジットは“パイパー”)”、他にもJ.M.ハリスの“狼男”やN.プリンシプの“死神”等々。
・主演“アリス”役のC.リッチャルディ、マイクロミニ穿いて頑張ってるけど、かなりのマニア向け……年齢的に痛くて正視し辛い。J.R.ディアスの“ルンペルシュティルツヒェン”も変だけど、“カラボス”のF.レナって、何なんだこの人。各々の熱演は伝わるけど、色々問題有り。
・鑑賞日:2018年12月4日(水)
アリスだけでも・・・
魔物がロスに現れたため、アリスはおとぎ話の悪役を集めたドリームチームを作ろうとするのだが・・・。
せめてアリスだけでもなんとかして欲しかった。
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