デイヴィッドとギリアン 響きあうふたりのレビュー・感想・評価
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音楽の神様を目撃出来る映画
映画『シャイン』のモデルであり、天才ピアニスト「デイヴィッド・ヘルフゴット」とその奥さんの過去、現在をインタビューを交えて追っかけたドキュメンタリー映画なのですが、まず、昔音楽をしていたモノとして、びっくりしています。
デイヴィッド・ヘルフゴットがピアノを弾くと音楽の神様がおりてくるのか、それとも、デイヴィッド・ヘルフゴット自身が神なのか、普通、クラッシク 音楽と言うと正直、普通の人は、飽きてしまうと思いますが、オーケストラにデイヴィッド・ヘルフゴットが入りピアノを弾くと、不思議にこちらもぐいぐい引き込まれていきます。
映画はデイヴィッド・ヘルフゴットや彼に関わる人達のインタビューを交えていますが、正直、何時までも演奏シーンを聞いていたいほど、素晴らしい演奏で、正直びっくりしています。
余談な話ですが、格闘技の前田日明がやっている「リングス」と言う団体で、ロシアの選手で、ヴォルク・ハンと言う選手がいましたが、彼も全く格闘技の分からない人が試合を見てもなぜか面白さを伝える事が出来る人です。やはり、デイヴィッド・ヘルフゴットって神様なんでしょうね。
また、病気を乗り越えて、子供の様にはしゃいで、楽しそうに、生活して音楽と向き合って生きる姿勢も大変に見どころがありました。
人生を幸せにするには
感謝こそ人生を幸せに生きる秘訣、という言葉に心打たれました。ご夫婦は1日の終わりにお互いに感謝し合うのを欠かさないそうです。私は1日の終わりに不平不満を家族に漏らしてしまうことがあります。幸福になる行為と真逆ですね、この映画を観て心から反省しました。素晴らしい映画です!
愉快!そして感動!
天才ピアニストと小さい頃からいわれたデイヴィッドの姿に感動!精神障害と診断され、10年以上も精神障害に入り、ピアノに触れない長い時期を経て、再びピアニストとしてデビュー。
失った時を取り戻すかのように、活き活きと、明るく、笑顔で誰とでも接する姿は天使のよう。そっとそばで、彼のことを愛し、支える妻のギリアンの姿もすばらしい。
もちろん見どころは彼の独創的なピアノ演奏。ないて、笑える映画。おすすめです。
デイヴィッドの愛らしい人柄
デイヴィッドの愛らしい人柄が心の壁を壊してくれます。たとえ悪い感情を向けられてもすべてを柔らかく包みこみ、誰に対しても明るいデイヴィッドに心が癒されました。デイヴィッドはピアノがとても好きで、ギリアンも周りの人々も食べ物も、身の回りの物すべてが好きなんだなと思うと、温かい気持ちでいっぱいになります。ピアノ演奏は彼にとってはまるでコミュニケーションツールで、私たちが言葉で目の前の人と対話するように、彼はピアノを用いて、自分の気持ちを表現しているのかなと思うと、その才能に憧れ、同時に、彼の視点から観る世界はどんなふうに映っているのだろうと、とても知りたくなります!演奏しながら口ずさむ姿もひっくるめて彼自身が何を表現しているのか、デイヴィッドの観る世界をいつか観てみたいなと、デイヴィッドという人そのものに魅了されました!映画ですので演奏すべてを観ることができませんが、その分、デイヴィッドの日常や愛らしい人柄を知ることができる、日常の幸せを教えてくれる心温まる作品です。笑いあり、ほのぼのあり、癒されました!
"生きる喜びとは何か"がわかる映画
デイビットはどの瞬間も、100%肯定的に生きている。そして肯定的にしか物事を受け止めないと決めている。
オーケストラと合奏するシーンは鳥肌もの。文字どおり話すようにピアノを弾くデイビットの姿は、型にはまらない魂のピアニスト!
ギリアンの大きな愛と理解に支えられ、彼本来の姿を取り戻したんだなぁと感じた。
今を大切に生きる喜びを感じられる映画だった。生きてくのに息がつまると感じている多くの方にオススメです!!
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