劇場公開日 2018年7月13日

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「意味の無い大衆路線化🈚️」インサイド サンゲリアさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0意味の無い大衆路線化🈚️

2018年7月14日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

なにせオリジナルのフレンチ・スプラッター「屋敷女」は正視できないほどのトラウマ級残虐作品だった。
これを同じくインベージョン・スリラーの傑作「スペイン一家監禁事件」のスペイン人監督が手掛けるというのである程度は期待したが、見事にハズレ。
「大衆向けスリラーを目指した」らしいが、要は「誰でも見れるソフト路線」ということで気の抜けた炭酸飲料でしかない。
最大の問題は「女」の目的だ。
オリジナルのように妊婦を殺してでも胎児を奪うという吹っ切れた狂気が無く、無事に出産させて胎児を奪おうとしたため、あんな生半可な結末になってしまった。
警官2人を含む3人も殺しておいて、それはないでしょ!Σ(ノд<)

ちなみに同じくフレンチ残虐拷問ホラー「マーターズ」(08)も15年にハリウッド・リメイクされてますが、こちらもカス。
韓国映画で姉妹の多重人格心霊ホラー「箪笥」(03)は「ゲスト」(09)にリメイクされて同じくカス。
今年の「レザーフェイス/悪魔のいけにえ」に至っては全く意味の無いスピンオフでした。
来年日本公開される「サスペリア」も先行き不安だなぁ・・・(;>_<;)

サンゲリア