「退屈はしなかったが」ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow kuuruさんの映画レビュー(感想・評価)
退屈はしなかったが
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見てて退屈はしないが面白くはなかったというのが正直な感想。
無印の方は内容スカスカだったがこちらは詰め込み過ぎ。
今更マリーの母親やらセイントスノーやら出して話の焦点がブレまくった挙句、結果として肝心のAqoursのラストライブが霞んでしまっている。
セイントスノーはまだ分からなくもないが、マリーの母親はローマ行きをねじ込むために入れたとしか思えない。
ストーリーのテンポは良いが、テンポが良過ぎてラストのカタルシスが余りに弱い。無印は内容こそ薄かったが、μ'sの存続か否かというテーマを徹底して描いていたからこそ、ラストの二連続ライブシーンがそのクオリティも相俟って、正に総決算という形で盛り上がりがあった。
曲がりなりにも目的があってライブを行ったのに、ライブ後の描写が一切無く、そのままエンドロールになってしまったのも盛り上がりに欠ける要因だったと思う。
100分の映画を観たというより、3本立のOVA(マリー編、セイントスノー編、Aqours編)を通しで観たという方がしっくりくる印象の作品でした。
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