「ガンジスの救済の家」ガンジスに還る Sheetaさんの映画レビュー(感想・評価)
ガンジスの救済の家
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インドの慣習に触れるドキュメンタリーのような映画
邦題は違和感があった。それは最終的な目標ではあるけど、この映画のテーマはそのために人々が集まる救済の家、原題そのままで良かったと思うな、ただしガンジスと入れないと分からないかもしれないけど。
あのような家で死を待つのは、ガンジスに流されることによって魂が救済されることを願うから。
日本人には理解できない習慣だけど、覚悟を決めた人だけが死ぬこと、魂を救済されることを許されるという言葉は深い。自らを殺す自殺とは違うのだ。自殺では魂を救済して貰えない。
ならば自殺を考える人を救済する家なるものがあったらいいな。死ぬことの意味をこの映画のような視点から考えるのもいいな。
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Sheetaさんのコメント
2019年9月17日
ガンジス河行ったことあるので、あの水を飲むシーンは目を疑いました!
衛生的かどうかは別として、迎える死期を自分であのような場所を、高額な費用やキャンセル待ちなどとは無縁に、選択できる自由というか寛容さがあるのは素晴らしいなと思う。
孤独死よりは絶対いいですよね。
kossyさんのコメント
2019年9月17日
ガンジス河はけっこう汚れているんですよね。
水を飲んだらそのまま病気になってしまうかのような。
救済の家はどことなくホスピスをイメージしてしまい、こんなところで最期を迎えるのもいいかな~なんて思ってしまいました。孤独死よりは絶対にいい。