劇場公開日 2019年1月25日

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「人が歩いているシーンで目がチカチカする」あした世界が終わるとしても うにたん♪さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5人が歩いているシーンで目がチカチカする

2019年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

スマートアニメーションとやらはゲームのキャラクターみたいな動きでこれを映画館で見せられたら、劇場公開としてはまだ微妙な作品と言ってしまう人が多いのではないか?

ストーリーが二つの平行世界で同じ人間が生命的にリンクしている為、政情不安定な世界の人物が殺されると反対の同じ人物が突然死する…。この設定を生かして面白い展開があれば良かったが、捻り無くシン、ジン、コトコ、リコ、ミコと今時のTVアニメ化されたライトノベル並のキャラクターで敵は黒幕の大人…さすがに何処かで見たような感じ、そんなに盛り上がる気がしない。

序盤に古谷徹のナレーションシーンが入るが衝撃的だ(笑)
あの説明で一気に物語の構造が理解出来るが、欠点として「なぜ?」と真相を想像しながら観る人には面白味を失わせてしまう。

製作時は不特定多数に観てもらうつもりで作ったのだろうが、この当たり障りの無い内容で大ヒットを望むべくもないのは製作者も理解しているだろう。
しかし、映像技術革新の一歩としてはこんな作品も必要とは思う。次こそは本当にスマートな感じの映像を…と希望する。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)