マインクラフト ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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私にとっての「米映画の典型」の1つのような作品。名作オマージュには満面の笑み
たとえエンタメ映画であっても、約2時間の世界に一言ピリリと光る言葉をぶち込む。そんなアメリカ映画の典型の1つのお手本のような作品だと私は思いました。
「想像は破壊より難しい。だから、臆病者は破壊を選ぶ」。劇中にあったその言葉の意味は「トランプ再選」でよりその輝きは増しているように思いますが、それに限られない、「建設的な議論が難しいネット上の言説」に左右される「居心地の悪い現実世界」を思えば、仮に公開時の政権が今と違っても、大きな意味を持ちえていたように思います。
ただ、リベラルっぽく見えても、しょせん、白人・黒人の映画だなとも。東洋人の描き方は相変わらずで、「村」に主人公たちが着いてから、エンドロール中に白人校長が行う「チン・チャン・◯◯」的村人語表現に至るまで、不快感は拭えませんでした。おそらくのゲイ表現も、ぎりぎりアリなんだか完全アウトなんだか。
しかし、「丸い世界」の映画名作表現を「四角く」描いてたのは嫌いじゃなかったかも。「インディ・ジョーンズ」のど真ん中オマージュには、さすがに笑みがこぼれてしまいました。ストーリー展開はドラえもん映画以上に意外性がありませんでしたが、小ネタが分かったらもっとそれなりに楽しめたはず。今回は吹き替えでしたが(山寺さんはさすが。生見さんは新発見)、そのためにも1回は字幕で見直すべきかなと思えました。
ベタだけど楽しい
マイクラガチ勢の子供にせがまれて映画館へ。
本当は子供向きに吹替版にしたかったが、時間が合わず字幕版。入り組んだ話じゃないし、字幕映画にまだあまり慣れていない子供でも困らなかった。
物語はベタなアメリカ映画にありがちな、田舎町でちょっと浮いてていじめられがちな少年や人生うまくいってない中年が少し特別な経験をして一皮剥けて、人生への向き合い方が変わってハッピーになるというもの。
ありがちなストーリーだけど、オッサン達は面白いしお姉さんは可愛いしオオカミも可愛いし渡辺直美みたいなねーさんも良い人だし副校長はしょーもないし少年はフロドみたいだしw、爆笑できてドキドキできて爽快感もある、気持ちの良い娯楽映画でした。仕事に疲れた平日の夜や暇な休日に見るのにちょうど良いです。後味悪くて心に残る映画も映画として面白いし価値がありますが、後味の悪さが無い映画もまた貴重です。
マイクラを嗜んでいれば小ネタを拾えてより楽しいと子供が言ってました。エンドロールの後のちょっとした場面、子供はとても喜んでおりました。
おじさん二人の存在感
スピーディーでコミカル。
無知な私でも楽しめる内容。
ジャック・ブラックが出てるだけで
面白いし、そこにジェイソン・モモアも
居たし。良いよね、このおじさん二人の存在感。
オオカミのデニスや羊も愛くるしい。
エマ・マイヤーズは可愛くてキュート。
科学者志望のオタクのヘンリー。
ロケットを作るとはね。凄い。
劇中の『知ってるはずだ、夢も希望もつくることも
苦しいだけだけど』が印象的。
大人も子供も楽しめるクリエイティブな映画でした。
多分、しっかりゲームしている人が楽しめるかな
マインクラフト自体はやったことがなかったけれど、キッカケになればなぁくらいの気持ちで鑑賞。
ストーリー展開は、分かりやすくサクサクと話が進んでいく。キャラのたったメンバーとのオーバーワールド世界での掛け合いは面白い。内容を知らなくても楽しめると思う。ただ、要所にある知ってれば尚のこと面白いだろうなという所がチラホラ。みんなの成長物語としても面白いしマイクラ感を感じることが出来て満足。ただ、予想のできる展開も多く少し面白みに欠ける。相対的にストーリー内容としてはThe普通って感じ。
ただ、ギャグ展開が多くて退屈はしなかったのとお姉ちゃん役の人が可愛かったのは良きでした!
割と普通に楽しめました
本日見る予定が無かったのですが、映画の話題になり息子と一緒に見に行きました。相方と娘はコナンの方を見に行ってました(笑)
原作はゲームであんまりやらない口(そもそもクリエイティブがあまり合わない)で、息子のほうがかなりやり込んでいまして、知ってるキャラが出たら指をさして名前を言ったり普通に楽しんでいました。(映画館ではそういう事したらだめだよと注意しつつ)自分もそこまで気には止めず終わる頃には楽しめてました。
ただ少し気になったのが、スティーブはすぐに出てきて生い立ちを語り、うまくゲームの世界までの導入をしていたのですが、他の実写キャラがゲーム世界に来るまでかなりグダグダしていたのが少し気になりました。
まぁ確かに他の登場人物のキャラの生い立ちは語った方が愛着は湧くのですが、基本的にゲームが原作なのでそこまで語る必要あるのか?とも思いましたね…ああいうのは他のモブキャラの人が本人の前で生い立ちを語るぐらいの最低限で留めれば良かったと思います。
スティーブはまだ良いとして、その相方の男がロッカーを買う話だったり、お姉さんの仕事の話や弟の学校話など、サクッと終わるなら良いのですがかなりダラダラとしてグダった印象です。
その後は実写キャラ達がなんやかんやで全員揃ってマイクラ世界に来てからの展開は見入って面白かったです。ただスティーブさん…テンションがかなり高かったのもあるけど、見た目もう少しなんとかならなかったのか…まぁ主人公もクリエイト出来るからまぁええかな〜?って感じですかね😂
自分なりの総評としては、序盤の方がかなりテンポが悪く、そこを何とか我慢したら中盤辺りから普通に楽しめる作品じゃないかな〜と思いました。ゲームが原作だからあまりぶっ飛んだ内容にするのもかなり勇気がいるので、まあまあ落ち着いた感じの展開に収めていたのは良いのではないでしょうか?気になる人は深く考えずに見たら楽しめると思います👍️
普通に満点
Minecraft好きな私がいつの間にか息子の方がマイクラ好きになり、毎日建築してるくらいの結構なガチ勢。
基本的に私はアニメやゲームの実写化好きじゃないし、見たくない方なんですけどマリオの次にゲーム実写化映画として上手く行った映画だと思います。
まず、他の方が言われてる不満点。
マイクラ知らないとよく分からない→そりゃそう。あくまでこれはマリオと同じくファン向けの映画
声優が好きじゃない→これに関しては仕方ない。ただ、HI〇AKINじゃなくても批判出てた
話が雑、適当→そもそも始まりからの戦い終わりまで入れるなら長時間にしないと無理。映画って限られた話の中でどこを入れて何で伝えたいかは感じる人それぞれによる。
例えばヘンリーに関して、ヘンリーは才能があり有能で他の子より頭が良いので学校で差別され居場所がない。これもリアルによくある事。
ギャレットが嘘をついてダイヤを取りに行くのも、気持ちがわかる。
子供からしたら最低なおじさん、でもスティーブはギャレットの気持ちもヘンリーの気持ちも分かるからあえて責めなかった。
ナタリーの弟に無神経な事言って傷つけてしまい後悔する様子。
これも大切な人の気持ちを分かってあげられず、傷つけてしまい成長する姿。
それぞれのキャラクターが感じているもの、悩みなどが描かれていてそれはリアルなメッセージでもあるから勉強にもなる内容。
そして、映画ならではのオリジナル表現。
これはMinecraftはあらゆる可能性を秘めていて、自由に好きに作れるんだよって意味でもある。
その内足の早くなるゴーレムとか、ヘンリーの空気砲とかゲームにも実装されるかもね。
マイクラを知らん人は出来たらゲーム自体を1度やってみてほしい。
映画から見た人もゲームをしてみてほしい。
これだけは言える、マイクラは発売してから長いが今からでも遅くない。
絶対に楽しめるゲームです。
画面が楽しい映画だった
マインクラフトの名前は知っているが、プレイした事がないので、ゲームの再現性とかは不明。けど、自分の想像した事を創造する世界というのは楽しい映像だった。
久々のジャックブラックが生き生きしていたのと、珍しくポンコツ役のジェーソン・モモアが最後に美味しい所を持っていくのが最高だった。最後にブロックの世界には行かないが
やたら色っぽい年増の副校長が気になった。
マイクラの良さが表現されていない
家族で見に行きました。
全般、ターゲット層を小学生らへんに設定したのか、コメディ映画に仕上がっていました。
マイクラの良さである自由な発送で建築していったりとか、冒険したりとか、そんな要素はちょっとしかなくて冒頭で一瞬で消化されて、
あとはよく分からない売れないゲーマーが登場して悪者モンスターが現れて倒しに行くというチープな内容。
単純に全くワクワクしませんでした。
マイクラの建築物や素材、モンスターや動物などはリアルな映像だったので、唯一、そこだけ良かったです。
ありがちなハリウッドのテンプレストーリー
ドルビーアトモス・字幕版で鑑賞しました。
マインクラフトはゲームとしてはプレイしていないのですが、Youtubeにあふれたプレイ動画は結構見ていますし、マインクラフトオマージュのドラクエビルダーズにはハマってやり込みました。
ゲーム好きなので、期待はあったのですが、そもそもストーリーがほぼ無い(と私が認識している)マインクラフトでどうやって一本ゲームを作るんだ?というのがかなり疑問でした。
その部分に関しては、本来本編になっても良い部分を「前回のあらすじ」みたいな感じで導入部に使って「巻き」で進めたのは非常に良かったと思います。
そこまで見た時点で、「あ、これ期待できるかも」と思いましたが、期待は裏切られました(笑)
登場キャラクターは一癖も二癖もあって面白かったのですが、全体的に非現実的な漫画の様なキャラ付けで、マインクラフト世界の非現実感をそのまま引きずった感じであんまり乗れませんでした。
その為、”やや”非現実的な世界から非現実的な世界へ行くという中途半端な印象がぬぐえませんでした。
あと、マインクラフト世界に出てくる悪役がゲームをプレイしていない自分的には「これ原作にいるやつ?映画オリジナル??」という疑問がわからないままでした。(結論としては、映画オリジナルだった様です。)
ストーリーが無いゲームに無理やりストーリーを付けたからこうなったんでしょうが、敵キャラの設定などが笑いを取りに来ているのか、そうじゃないのかがわかりにくく、中途半端で微妙な感じでした。怖くも無いし。
ストーリーとしては、いじめられっ子の少年と、過去の栄光を引きずるダメな大人が力を合わせて成長し、敵を打ち破って現実世界でも成功を手にする、という、いわゆるハリウッド的テンプレストーリーでした。
テンプレというのは、一番わかりやすくて受けるからテンプレになるのでしょうが、なんかもうちょっと上手いことならなかったのかな?という感想です。
また、最後にスティーブがマインクラフト世界を捨てて現実世界に戻る(そして成功する)というのが、なんとなくありがちな「現実から逃げずに戦おう!」という、「レディ・プレイヤー・ワン」や「ドラゴンクエスト・ユアストーリー」で何度も擦っているネタだったのも、見ていて「これ何回も見た…」となってしまった要因かな、と思います。
マインクラフトが好きな人の方が楽しめるのか、そうじゃない人の方が楽しめるのかよくわかりません。
個人的には、配信で十分だったな、という感想です。
とても楽しい
小5の長男が狂ったようにやっているマインクラフトで、あんなのをどうやって映画にするのだろうと思ったら異世界ものだ。現実と異世界の行き来が自由な割にそれほど出たり入ったりする人がいない。おじさん二人がとても楽しい。
GWに長男、小2の娘、ママと4人で見れてよかった。特に長男は映画館が苦手で何を誘っても全然つきあってくれず、断らせるのも悪いし、断られるのも気分がよくないのでほとんど誘っていない。楽しい映画の世界をもっと教えてあげたいものだ。
娘は、負けた豚のおばさんが何度もナイフを出すのが嫌だったとずいぶん楽しそうに語った。長男は、ゲームの中のキャラが出ていると教えてくれた。僕はゲーム屋のおじさんのライフスタイルや足が全然上がらないキックが面白かった。主人公のお姉さんがかわいい。吹替えもとてもいい。
四角い世界と現実世界の気持ち良い混ざり合い
凄く凄く美しかった。
スティーブがマイクラ世界に入った時の無限に続く美しく不自然な自然の光景にあっという間に心を掴まれた。
やっぱミツバチが可愛すぎるんだよな大好き。
ネザーもたまらなく美しかったな。巨大なネザーゲートも迫力があった。
現実世界で何にもなれなくて頭打ちな自分の能力を感じながら日々をやり過ごす大人たちにとっては、心のままに動けるマイクラ世界で欲求を満たしつつ現実世界をまた頑張っていけるケアの場になった。
出来ることがまだ少なくて上手に現実世界を渡っていけない子供たちにとっては、考えた事がすぐに実行できたり作りたい明確な目標に従って冒険をする事で成長の場になった。
全体的に愛おしい物語だと思った。
ヘンリー達がマイクラ世界に入った時の初めての夜時間が面白すぎた。
ゾンビもスケルトンもクリーパーも、自分と同じくらいのサイズのモンスターがわらわら襲ってくるとか怖すぎる。
そしてヘンリーの家が立派すぎる。
最初はスティーブと同じく豆腐ハウスからだろ!
あと爆発表現がめちゃくちゃ景気が良くて好き。
TNTもクリーパーも火炎混じりの大爆発してくれて嬉しい(?)。
ガストの火の玉が地面に当たった時、四角く燃えるとことか細かいとこまでマイクラだなぁ。
焼き鳥自動生成機とか、アイアンゴーレムのタフさとか、オオカミの頼もしさとかマイクラあるある!
エンダーマンと目を合わせると怒りを買うみたいな感じじゃなかったっけ。精神攻撃されるのは面白い表現だった。
クリエイトできるワールドと対比みたいな感じでクリエイトできないネザーみたいな描かれ方していたけど、マイクラやる人ってネザー面白くないとは思わないんじゃないかなとは感じた。
まぁでもあそこはクリエイトしに行くというよりは冒険しに行くみたいな感じだしな。
ピッグマンわらわらいるから命が軽いってのもなんか良かった。
副校長、最初は相手の話を聞かず自分の話したい事だけを伝えるよく居る嫌な人だったけれど、村人と出会った事で良い変化があるんじゃないかとは思っていた。
轢いちゃったって負い目もあるからちゃんと村人の顔色を窺いながら話さなきゃいけなくて暴走できなくなるし、村人もハァンハァン相槌うちながら話し聞いてくれるし、言葉通じていないから話せる事もあっただろうし、この人にとっても救いになったんじゃないだろうか。
村人が人間語喋りだした時は思わず声出たけど。
今回は吹き替えで見たけど、字幕でも見てみたいかも。
・・・‼️
ゲームソフトの映画化に良作ナシ‼️「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」は例外の傑作でしたけど‼️今作「マインクラフト/ザ・ムービー」はキャラ描写、ストーリー展開、世界観、そのどれもがウザくて、悪ノリで、気持ち悪くて、子供騙しでウンザリさせられる‼️ゲームソフトのファンの方は楽しいのかもしれませんが、私なんかにとっては半ば苦痛でした‼️今作を象徴する主演の二人、JBとJMの演技も見てられない‼️でもアメリカでは今年ナンバーワンのヒット作なんですよね、今の時点で⁉️
どちらかと言えば子供向けかな?
マイクラが舞台なので当然と言えばそうなのですが、展開がかなり子供向けでご都合主義と言うか何というか。
ベースとなるマイクラも映える戦闘アクションが多めなので、マイクラダンジョンズ的な感じもしました。
もう少しマイクラのクラフトの方を堪能したかったなぁと思った作品でした。
なんかコレジャナイ感が・・・
映画全体の出来はごく普通で、映像もシナリオも音楽も俳優の演技も、可もなく不可もなくといったところです。
子供連れで見に行くにはちょうど良いんじゃないでじゃうか?
ただ、マイクラと聞いて期待していたものとはちょっと違いました。
映画で出てくるのは、平凡な造形物や、「適当に混ぜたらすごいのできちゃった!」の連続で、試行錯誤も知恵を絞る様なクリエイティブさも努力すら全くない。
作成過程もサクサクお手軽で、地味な採掘とかもなく、気がついたら完成している。
最近粗製濫造されている「なろう系」を見ている気分になります。
コレなら別に、マイクラである必要すらなかったんじゃないでしょうか?
マイクラは動画で見ている程度の知識なんですが、マイクラの楽しさって、「他の人が思いつかない様なクリエイティブをする」ことにあるんじゃないかと、個人的には思うんですよ。
あるいは常人ならやろうとも思わない手間暇かけてとんでもない構造物を作ってしまう。そんな「驚き」がマイクラの楽しさだと私は思っていました。
もっと、「AをBするとCになるのか!ならDと組み合わせれば面白いことになりそうだ!」とか、
「こんなバグがあるぞ!ということはこんな使い方が出来るんじゃないのか!?」とか、
「掘って掘って掘りまくって、ありえない様な物量でおしまくれ!」とか、
マイクラあるある的な展開が欲しかったと思います。
まあ、最初に書いた通り、映画自体の出来は可もなく不可もなしなので、星3ぐらいにしておきます。
ふざけすぎ
とりあえずふざけ過ぎてて期待していたマイクラ の映画ではなかったが本音。
スティーブの件は良かったけど…
マイクラなら建物をゾンビに侵略される事はないのに、もうちょっと展開を考えて欲しかったかな。
ジェニファークーリッジが懐かしくて、ジョーイの時とあまり変わってなくてびっくり。
ピグリン要塞の攻防戦?は寝落ちしてました。
ヒット映画のクラフト方法
マインクラフトは実況動画を何本か見たことあるくらいの知識で挑む。字幕でいい時間帯がなく吹替にて。
正直、予想より面白かった。
「作るのって壊すことより大変なんだ。だから臆病者は壊す方を選ぶ」的なセリフを終盤でジャック演じるスティーブが言うのだが不覚にも感動してしまった。
それは今作のようなクラフトを題材としている作品でこそ説得力が増すセリフだから。
たいした話ではない。深くもない。でもだからこそ欧米でヒットしたのだろう。
ジェイソン・モモアとジャック・ブラックというヒゲのオッサン2人がメインキャストという思い切った配役。
本当に予想以上に面白くて、やっぱり髭の男2人が主演というところが結構ポイントだっていうような気がする。
アメリカにおけるちょっとあんまりうまくいってない大人の象徴みたいなところがあって、ちょっと冴えない髭と貧乏な髭のおっさんが頑張って活躍するみたいな、そういうところにロマンがあるのかなという気がした。アメリカ映画ではよくあるっちゃあるが。
モモアが結構戦うが割と負けて痛がる場面が多くこれも意図的に演出している。ラストの活躍を際立たせる為に。
マインクラフト詳しい人が見たら細かいネタとかはもっとよく分かるんだろうけど、まあ、ほとんど知らなくてもそれなりに楽しめるという事は映画として結構よく出来ていたと思う。
特に空を飛んで逃げる所がやっぱり結構ハイライトで、モモアの上に乗って飛ぶジャックという構図はもうそれだけで面白いものがあった。
この演出をよくCMで隠したと思う。
ジャックの歌が特に後半にかけて多くここらへんもアメリカの観客にウケているのかもしれない。
全体的にもうちょっと何かを作る場面が多くても良かったと思う。マインクラフトのイメージってあのキューブをどんどん重ねていくところだから。
でもそれこそ映画の組み立て、映画のクラフトとして難しいのだろう。いくら高速にしても実写演者に重ねながらのキューブ積み上げはCGの手間がかかることは分かる。かつ、「モノを作っている最中」の描写は説得力やリアルさを積み重ねられるもののよっぽど演出に工夫がないと地味な絵になりやすい。そしてストーリーを展開させるとなるとどうしても戦う場面、逃げる場面で盛り上げる必要がある。よって「作る場面」は次の場面への準備と見なして意図的に早回し、もしくはカットしている。だからこそこのスピード感が生まれたのだと思う。
投げた場所に移動できるアイテムを中盤でちょっと出してラストバトルで少年が高所に行く手段として使う伏線回収は見事。その高い所から落ちた少年を橋でやられたと思われたモモアが敵の飛行マシン奪って助けに来てくれるベタベタな演出もグッド。たぶんあそこも観客が盛り上がるポイント。
女の先生がエンドロールで村人語を話せるようになってるのもオマケ感があっていい。
後で知ったがあの四角い世界、例えば途中で立ち寄る村とかCGではなくちゃんとセットをクラフトしていた。やはり実物があると説得力が増すというのはあるのだな。
欧米では若い観客が盛り上がり過ぎてポップコーンをぶちまけたり迷惑行為にまでつながっている。興行記録をクラフトできた代償として映画内の豚軍団より迷惑な豚を呼び寄せてしまった。
サービスデーの夜の割に観客が極めて少なかった池袋の映画館は笑い声も映画の轟音にかき消されるほど観客のリアクションは分からなかった。ただこれくらい静かな環境で観れたからこそ映画そのものに集中できたところはある。
この客入りからも日本ではそれほどヒットしないかもだがとりあえず欧米でヒットした映画のクラフト方法は学べた。
またグレートホッグと戦いたい
4DX3Dで見ました。
すごく楽しかったです。
楽しめなかった方も多かったようなので、こんなに楽しめてラッキーだなと幸運に喜んでいます。
まず、私はマイクラ歴は短めの2年ほどですが、マイクラ統合版、JAVA版、マイクラダンジョンズ、マイクラレジェンズ、そしてマインクラフト ザ・ムービー ライブイベントを遊んでいました。
おかげで沢山の仕込まれたネタに気づくことができて盛り上がりました。
特にマインクラフト ザ・ムービー ライブイベントは経験していて良かったなとしみじみ思います。
私はポテトランチャーを打ってバケチャクをブンブンふりまわしたことがありますし、キノコの帽子を被ってサックスも吹きました。
プレイ中はなんの事か分かりませんでしたが映画に出てきたときには興奮しました。
鉱山ではグレートホッグに追いかけ回され、やられてしまったり他のプレイヤーが儚く散ってしまったり、なんとか倒したりしていました。
グレートホッグは鉱山に1匹だけスポーンする中ボス的な強モブですが倒してもまたすぐにスポーンします。
映画でも倒した後にすぐ2体目が作られてたので笑ってしまいました。
イベントでは鉱山はとても迷いやすく、出ることが出来なくてさまよっていたところにパワードレール付きのレールがあって、トロッコを手に入れたらショートカットで出口まで行けるようになっていました。
映画で鉱山からトロッコを使って命からがら逃げるシーンは自分が苦労した分重なる気持ちがありました。
今はイベントは終わってしまいましたが、映画を観た後だからこそまた鉱山に潜ってグレートホッグと再会したい気持ちです。
現実世界とオーバーワールドを繋げたオーブはマイクラダンジョンズに出てくる邪悪な村人の王が発見して杖にしたオーブと色や形までそっくりでした。
俊足のブーツはダンジョンズでいつも使っている便利なアイテムです。
スパイダージョッキーはレアな敵モブなので通常マイクラでは映画のようにはなりませんが、あの敵モブからの囲まれ方はダンジョンズを思い起こさせました。
たまたま3日ほど前にマイクラレジェンズをプレイしはじめて少しストーリーをすすめていたところでした。
ピグリンが大きなネザーゲートにビーコンを立てて月を空に固定して夜の世界になってしまい「ネザーゲートを壊して!」と頼まれて何度もトライしてネザーゲートを破壊することで太陽が戻ってきた…というところまでプレイした状態で映画を見たのでレジェンズで見たネザーゲートだ!となりました。
映画のラストバトルでゴーレムを指揮するのはゴーレムを作ってピグリンと戦うレジェンズそのものでした。
マイクラは他にも今では遊べない派生があったようなので、もしかしたらもっと沢山ネタの出どころがわかる人がいるかもしれなくて、それは羨ましいです。
ちょっとした小さな出来事にも元ネタがわかるようになってて、沢山のマイクラ派生を遊んだことがある私(と家族)にはとても面白い作品でした。
何も考えないで大笑いできる映画で私は満足です。
何か教訓とかそういうのなくても全然OKなマイクラファンにおすすめです。
私は運良く細かなネタの出どころが分かったこと、それを共有できる(同じゲームを経験してわかってくれる)家族が2人もいて話して盛り上がれること、で最大限に楽しめたと思います。
また、4DX3Dだったので大揺れで眠くなる暇はありませんでした。
マリオのときより揺れが激しくて何度か頭をぶつけてしまって痛かったですが楽しかったです。
シュッと出てくる霧吹きのような水からローズゼラニウムのアロマオイルのような香りがして、この水匂い付きなんだなと思っていたら「ネザーウォートの匂いがする」のようなセリフを聞いて「これがネザーウォートの匂いか!実際に嗅げるなんて!(笑)」と貴重な体験ができました。
最後にアレックスが出てきたところもマイクラファンにとっては最高でしたね!
楽しかったケド。
マインクラフトの世界に入る迄のジョークが、個人的にキツイ。
ジェイソン・モモアのコメディ演技は楽しいが、
カッコいいアクションも観たかったなぁー。
悪役はあそこまで金に拘った割に、
あんまり必要には見えないストーリー。
『レゴムービー』みたいのを予想していたが、
アメリカコメディに振り切ったのは、
戸惑いもあったが、まあ楽しく観れました。
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