マインクラフト ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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破壊無くして創造無し
原作となるマインクラフトは殆ど知らず、ゲームも未プレイ状態で鑑賞。なのでどこまで原作に沿っているかとか、キャラの再現度などは全く知らない。まあゲーム世界が軸の作品は『ジュマンジ』然り『ピクセル』然り、ダメ人間の再生が描かれるが本作もご多分に漏れず。そういう意味で安心して観られる。ストーリーこそキッズ向けだが、作る事は難しいが壊すのは容易、でも破壊無くして創造無しというスクラップ&ビルド精神を説いているように思えて、意外に深いのかも。
とにかくジャック・ブラックとジェイソン・モモアの”逆イケオジ”ぶりが楽しい。あとヘンリー少年の姉ナタリー役のエマ・マイヤーズが可愛かった。観たのは吹替版だが、山寺宏一はホントに達者な役者だと改めて認識し、タレント吹替え陣もそんなに下手とは感じなかった…あ、でも1人だけ浮いた声の女性がいた。それが誰かは分からない。
ピンクと水色の組み合わせは結構好き
そうぞうりょくに限界は無い
まい、デニス‼️
愛すべきおバカ映画!
みーんな四角E■ゲームの世界観
2011年に正式リリースし、これまでに3億本を売り上げている、人気のインディーズ・ゲーム・ソフトを、ジャレッド・ヘス監督が、実写映画化したコメディー・アドベンチャー。ゲームをやらない自分にとっては、特に思い入れは無いが、『マインクラフト』のプレイヤーからは、映画の世界観が、かなりゲームに忠実だった、という感想も多く聞かれているようだ。全てが四角でできている世界観を楽しみに鑑賞。
物語は、3Dブロックを自由自在に、作りだして、動かして、建物や武器、生き物まで作り出すマイクラ・ワールドに、現世の人間が迷い込んで、悪玉と戦うアドベンチャー・ムービー。マイクラ・ワールドの入口は、ある鉱山にあり、青白く光るキューブに触れることで、転送されるという、あまり脈絡は無い設定。そこに迷い込んだのが、ギャレット、ナタリー、ドーン、ヘンリーと、彼らより一足先に迷い込んでいたスティーブの5人。
マイクラ・ワールドの人物、動物、建物、風景・・・と、全てが四角の世界のゲームをリアルに再現しているようで、確かに背景は美しく彩られていた。また、動物や登場人物の動き、質感にも、拘って追究した映像が覗えたし、実写とCGを巧みに融合させた作品となっていた。世界的には大ヒットしている作品だが、物語という点では、都合よく次々と展開していく内容で、王道のアドベンチャー・ムービーで、特にサプライズも無い内容だった。
その分、本作の面白さは、あの筋骨隆々の『アクアマン』のジェイソン・モモアが、いい加減で、人生の崖っぷちのゲーマー・キャレットに扮し、コメディーに特化している所。そこに、『ジュマンジ』のジャック・ブラックが、モモアと共に笑いを被せてきて、見ているだけで暑苦しい体格ブラザーズの共演となっている。更に、『カラーパープル』のダニエル・ブルックスがドーン役を演じ、体格ブラザーズの2人に追い打ちをかけている(笑)。また、ナタリー役を、お初のエマ・マイヤーズが務めていたが、とてもチャーミングな若手女優だった。
息子さんが耳打ちする
採点3.6
息子さんと観にきました。
ゲーム原作の映像化作品、これは中々に面白かったです。
元々は息子さんがハマっていたゲーム。
横目で見てても「?」って感じでしたが、それが少し分かった気がしました。
作品は王道ハリウッドではなく、結構おバカな方向に振り切ってます。
が、それが逆に見やすかった。
ジャックブラックにジェイソンモモア、エマ・マイヤーズとキャストも豪華。
特に主演の二人は大味なストーリーにピッタリ。
モモアなんてまんまブレッドハートで面白かったです。
また随所で息子さんが「ここゾンビでるよ」って、ネタバレを耳打ちするのが可愛かった。少し自慢したかったんでしょうね。
物語はやや詰め込みすぎな展開ではあるものの、最後まで子どもも楽しめる展開でした。
今回吹き替えでの鑑賞だったのですが、驚いたことに息子さん「次は英語でみたい」って言ったこと。
何でも劇中歌のテンションが少し違うらしいですよ。
どうやらもう一度観に行く事になりそうです。
親子で楽しめる作品でした。
人気ゲームを映画化
わりと好き
ゲームの実写化なんでこんなもんでいいんじゃないでしょうか。
いえ、私は特にマイクラをやったことはないです。受動喫煙ではいってくることくらい。
画面は迫力があるし、キャラクターたちはわらわら動いているし、
登場人物がどこまで原作にいて、どこからオリジナルなのかわかりませんが、
鼻の長い村人が原作側のキャラだというのはわかる。
「あのゲームの中で、ゲーム世界が実写化されたらこういう世界なんだ、うわー!」
ゲーム原作の実写化なんて、求められていることは映像と変な改変をしないくらいじゃないかなと思いました。
そして、原作を知らないので変な改変されていてもよくわかりません。
なので、映画として見たときに「この世界はおもしろそう。マイクラ好きならもっと面白いだろうな」という感想でとどめます。
この世界はクリエイティブに溢れている!
そこはかとないB級感
大ヒットしているようだけど、テレ東『午後のロードショー』にお似合いな、そこはかとないB級感が強いと感じました。
基のゲームは一切知らないので、映画単体として観てそんな印象が先に立ちました。
「クリエイター気質の元少年のおっさんと、今現在発明や機械の改造に夢中な少年の2人が、想像力(創造力)を武器に、迷い込んだゲーム世界の魔女やモンスターを倒して、現実の世界に戻るために奮闘する」ってのが骨子のお話しだから、展開は割とオーソドックス。
クリエイターってのは「変わったこと」「非常識」に挑むわけで、現実世界では変り者扱いを受けて生きにくい、というあたりの心理描写はなかなかよかったものの、終わり方がご都合主義っぽくB級感の原因の一つに。
それと、CGモンスターに負けないほどの、ジャック・ブラックの顔芸のインパクトがみんな持っていっちゃって、本編の印象が薄くなるのも難なのかも。
うおおおお!
元ネタのゲームはやったこと無し。 吹替版の上映回数が多い中、あえて...
マイクラの魅力をもっと伝えてほしい
世界的大ヒットゲーム「マインクラフト」の実写映画化ということで注目していた本作。期待を高めてIMAXで鑑賞しようと思っていたのですが、公開初日のまさかの低評価にちょっとがっかりして、公開2日目に通常スクリーンの字幕版で鑑賞してきました。
ストーリーは、採掘場での仕事に憧れながらも、子どもであったために立ち入ることができなかったスティーブが、大人になってついに採掘場に入って見つけた青く光る謎のキューブの力で、全てが四角いブロックで形作られている不思議な世界に転送されるが、そこで密かに進められている悪巧みを知り、同じくキューブの力であとから転送されてきた4人とともに、この世界を守るために戦うというもの。
序盤からサクッとマイクラワールドに誘われ、いったん話は現実世界に戻るものの、次の4人が転送されてからは、ひたすらマイクラワールドでのドタバタを楽しむという感じの作品です。マイクラファンにとっては、ゲームの世界が眼前に広がり、そこに入り込んで暴れ回る登場人物たちに自分を重ねて、没入感を得ながら楽しめるのではないでしょうか。
内容的には、元の世界に戻るために必要なアイテムを手に入れるという展開に終始し、登場人物に多少の変容は見られるものの、それほどの深みはありません。そこに適度にコミカルな描写を加え、子どもでも何も考えずに楽しめる、ライトな作品に仕上がっていると感じます。
ただ、自分のようなゲーム未プレイの者にとっては、マイクラの魅力が今一つ伝わってこないのがとても残念です。世界的に大ヒットして今でも熱狂的なファンが支持しているのは、独創的な世界を創り上げることのできる、創作性や創造性そのものにあるのではないかと思います。
そうであるならば、その部分が本作から伝わってこないのはいただけません。これでは、マイクラのビジュアルを借りただけの異世界アクションアドベンチャーにすぎず、なんならマイクラではなくても同様のストーリーで作れたのではないかと思ってしまいます。マイクラ知識のない者の感想なので、的外れだったら申し訳ないです。決して本作がつまらないというわけではなく、あくまでマイクラのもつ唯一無二の魅力をもっともっと感じさせてほしかったというだけの話です。
余談ですが、字幕版だったせいか外国人の親子連れが多く、上映中も平気でしゃべるわ、エンドロール開始と同時にスマホで動画を観るわで、あまりのマナーの悪さにびっくりしました。ポストクレジットもあったのですが、もうそんな気分ではなく、気持ちが萎えてしまいました。本当にこういうマナー違反はやめていただきたいです。
主演はジャック・ブラックで、スティーブをノリノリで演じています。脇を固めるのは、ジェイソン・モモア、エマ・マイヤーズ、ダニエル・ブルックスら。
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