「この映画自体、なにものになりたい映画なのか」マインクラフト ザ・ムービー 蒼色さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画自体、なにものになりたい映画なのか
マイクロソフトに買収される前からやってるくらいには好きなゲームで予告のルックが気持ち悪いなぁって不安視してから公開を迎えいざ観に行ったわけだが…ん〜なんじゃこりゃ…
だいぶ酷評寄り
シナリオは進行のテンポがいいのか悪いのかよくわからないくらいに雑な感じだし、じゃあマインクラフトをしっかり実写に落とし込めてるかとなると詰めの甘さが目立ちそう言うわけでもないように感じた
ターゲットを就学児に絞るのはいいがそれは免罪符にはならないし、狙い過ぎで笑い何処や変なテンポ崩しが目に余る、と言うかオーバーワールドにいるだけで出る時も後腐れなく何か得てるわけでもない、このシナリオは仮に彼らがPCでマインクラフトをやるのと何か違いが生まれるのかな…?言い過ぎか…?
まぁ就学児向けだからウケ狙いなだけと、肝心の世界表現を楽しませてくれと思ったらなんか甘さが目立つような…確かに音は原作のままなものも多くてアイテムの実写化は上手くいってるように見えた
ただ妙なオリジナル要素は振り回すし知らんアイテム作ったりするし、その割にはチェストを引き出してから開けてたりとか爆発したところ別にアイテムが転がっているわけでもないしクリーパーが刺激しないと爆発しないし、違和感の蓄積がかなり多く感じた
そんなんだっけの連続…
それでラストシーケンス…物量勝負なんかい…トラップ建築するとかのクラフト要素希薄過ぎない?知らんやつ出すのはいいにしてカタルシスが平凡すぎてそれこそ独創性を問いたくなる…
っと不満が溢れ出て仕方ないし細かいところあげだすときりがないけど退屈はしなかったし役者は魅力的ではある…別にキャラによってひきたっているってわけじゃないけど
子供に付き合う親世代はつらいかもしれないなと言った感じ…
マリオって言うファンムービーとして120点の映画が生まれたあとってのも悪かったのかな…就学児向けを免罪符にシナリオを捨てた割にファンムービーにもなりきれない謎な映画だった
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