「そこはかとないB級感」マインクラフト ザ・ムービー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
そこはかとないB級感
大ヒットしているようだけど、テレ東『午後のロードショー』にお似合いな、そこはかとないB級感が強いと感じました。
基のゲームは一切知らないので、映画単体として観てそんな印象が先に立ちました。
「クリエイター気質の元少年のおっさんと、今現在発明や機械の改造に夢中な少年の2人が、想像力(創造力)を武器に、迷い込んだゲーム世界の魔女やモンスターを倒して、現実の世界に戻るために奮闘する」ってのが骨子のお話しだから、展開は割とオーソドックス。
クリエイターってのは「変わったこと」「非常識」に挑むわけで、現実世界では変り者扱いを受けて生きにくい、というあたりの心理描写はなかなかよかったものの、終わり方がご都合主義っぽくB級感の原因の一つに。
それと、CGモンスターに負けないほどの、ジャック・ブラックの顔芸のインパクトがみんな持っていっちゃって、本編の印象が薄くなるのも難なのかも。
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