「【”悪魔のシスターがルーマニアの修道院に再び来りて害をなす”。ゴシック要素に満たされた、修道院内の意匠、衣装も宜しき作品である。ホラー映画って、怖いか怖くないかだけが評価対象ではないと思います。】」死霊館のシスター NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”悪魔のシスターがルーマニアの修道院に再び来りて害をなす”。ゴシック要素に満たされた、修道院内の意匠、衣装も宜しき作品である。ホラー映画って、怖いか怖くないかだけが評価対象ではないと思います。】
■1952年、ルーマニアの修道院で若いシスターが自ら命を絶った。
事件の真相究明のためバチカン教会はバーク神父と見習いシスター・アイリーンを派遣する。
調査を進めた2人は、悪魔のシスター・ヴァラクの存在に行き着き、自らの命と信仰を懸けて対峙する。
◆感想
・イロイロと突っ込み処満載作品であるが、今作の様な作品の場合、細かいところを突っ込まずに、ゴシックホラーストーリーに身を任せるのが良いと思う。
<ストーリー展開は可なり粗いが、今作が醸し出すゴシック風味を肯定的に楽しみたい作品である。
現代ホラーではナカナカ描けない1950年代の、お金の掛かった衣装、意匠を愉しめれば今作は良いと思う作品である。
何故なら、ホラー映画は基本低予算であるが、今作はシリーズが成功した事もあって、衣装や意匠に拘っているからである。
今作は、ゴシックホラーを満喫出来る映画なのである。>
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