劇場公開日 2018年10月19日

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「圧巻のパフォーマンスとコミカルなストーリー。まさに痛快な最終章。」ピッチ・パーフェクト ラストステージ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0圧巻のパフォーマンスとコミカルなストーリー。まさに痛快な最終章。

2018年12月15日
PCから投稿

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【賛否両論チェック】
賛:登場人物達の変わらない歌声の数々に、聴いていて心底魅了される。シリーズ最高(?)のスリリングな事件も起こり、ヒロイン達の活躍にハラハラさせられるのも、観ていて非常に痛快。
否:前作までの説明は全くないので、予備知識は必須。展開もかなりハチャメチャで、強引な感がある。

 特に前作までの説明は全くしてくれないので、予備知識は絶対必要です。
 本作では、今までの舞台だった大学を卒業したものの、思い通りに行かない人生を送っていた主人公達が再び出逢い、往年の美しくて迫力ある歌声を奏でていく姿が、観ていてまさに痛快です。アナ・ケンドリックを始めとする出演者の方々の多彩な歌声には、思わず圧倒されて何度も聴き入ってしまいます。
 そして今回は、前2作以上にスリリングな事件も発生。詳しくは実際にご覧になっていただきたいのですが、大富豪でもあるエイミーの父が、ベラーズの活躍にどう絡んでいくのか。そしてそこで巻き起こる大事件を、ベッカ達がどう切り抜けていくのか、その辺りにも注目です。
 ラストはやや拍子抜けな感もありますが、最後のエンディングまで楽しめる、そんなステキな作品に仕上がっています。

映画コーディネーター・門倉カド