「 だから、冬山のバックヤードに入ってはいけないのだよ、ハートネット君に代表される、深雪好きの山スキー愛好者の方々。」マイナス21℃ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
だから、冬山のバックヤードに入ってはいけないのだよ、ハートネット君に代表される、深雪好きの山スキー愛好者の方々。
ジョシュ・ハートネット演じるエリックの気持ちは良く分かる。誰もいない冬山で、目の前に広がる手つかずのパウダースノーの斜面の魅力と言ったら・・。で、クスリの力も後押して地獄へ向かう斜面を一直線・・・。
が、そこに足を踏み入れるならば、きちんとした装備(非常食は必携)と滑降スキルとサバイバル技術が必要なのは愛好家なら誰もが知っている事。
エリックにあったのは、スキルのみ(しかもスノボ)であったがために、この映画で描かれている災難(というか、自ら招いた災い)に見舞われるのである。
が、そんなお説教は置いておいて、サバイバルモノとしては大変面白く観れた。あの状況で良くぞ生き残ったものだと感心する。(勿論、救助隊の頑張りや母、スーザンの第六感あってのことなのだが)
<それにしても、ジョシュハートネットは何があって大作から、マイナー映画へシフトチェンジをしたのかな? 「オー・ルーシー!」の爽やかだが、怪しげな英語教師役がハートネットと気付いた時の驚きは忘れ難い、いやこの路線も支持するけどね>
<2018年11月1日 劇場にて鑑賞 セカンド上映>
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