「妻を演じるグレン・クローズが良い!!」天才作家の妻 40年目の真実 ともちんさんの映画レビュー(感想・評価)
妻を演じるグレン・クローズが良い!!
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グレン・クローズと言えば思い出すのは「危険な情事」
不倫相手の妻子ある男性を執拗に追い回す恐ろしい女を演じていた
あの映画はかれこれ20年目以上になるが
今回は夫に献身的に尽くす妻の役を演じている
ノーベル文学賞を受賞した夫が妻と共に
授賞式に参加するところから物語が始まる
ここまでなら何て嬉しい素晴らしい話かと思いきや
実は妻は夫のゴーストライターだった
と言う秘密が観ているものを驚かせる
(私は予告編を観ていなかったのでびっくり)
タイトルは忘れたが
妻が夫の代わりに絵を描いて夫が名声を得る
と言う映画があったが
男と言うものはそこまでして名声を得たいものなのか
妻もなぜそこまで尽くすのか
昔はまだまだ男性優位の世界だ
もし夫に捨てられたら一人では生きられない
女性の作家などありえない世の中でもあったのだ
授賞式の間での妻の心の変わりようを
グレン・クローズが見事に演じている
スピーチをしている夫を見つめるグレン・クローズの
演技には夫への憎しみや怒りが湧き出ていた
本当に凄かった
後半の2人の争いはとにかく凄かった
あれは長年連れ添った夫婦でしかわからないかもしれない
でもやはり彼女の根っこには夫の愛があったのだろうか?
それを思わせるラストのように感じたのだが
2人の真実を調べようとする人物をクリスチャン・スレーターが
演じていた
私はかつて彼の大ファンで若き頃の彼の作品は良く観ていた
なので彼が登場した時は嬉しさと懐かしさがこみあげた
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