「グレンクローズ渾身の。」天才作家の妻 40年目の真実 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
グレンクローズ渾身の。
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オスカーとってほしいなグレンクローズ。
(とれませんでしたね…残念。撮らせてやれよと思いましたよ)
映画の感想を一言で述べるならば、おうおうゲス夫は死んで逃げんのやな。最後までひきょったれのまんまかい。この…(お好みの罵りワードを入れてね)!!!!!
です。
死亡オチは、ゲス夫を甘やかす結末だとわたしは思います。
が、まぁ、ああなりますよね。
ジョーンが選んだ道は、ゲス夫のせいだし、ジョーンのせいだし、時代のせいだし、多分ジョーンの親とかのせいもあるでしょう。
ジョーンは自分の責任もわかってると思うので、40年影武者としてやってきたんでしょう。
そして書くことの喜びや書かずにいられない自分の欲望を叶えるために自ら選んだ道です。
なのでゲス夫を全面的に攻められやしないですよ。
あの手の男を心底憎むわたしでもそのくらいの理性はあります。
でもでも、ジョーンには他に選びようがなかった。
他に選べたならば、彼女は自立したはず。
その才覚は十分にあったわけですから。
女だったから塞がれた道を思うと、ゲス夫がまーじーで許せないです。
ゲス夫の中の人はゲームオブスローンズのハイスパロウのひとですね。今後はハイスパロウをだだっ子の浮気症ゲス野郎としてみてしまいそうです。
若い頃のジョーンがえらい雰囲気グレンクローズに似てるわーと思ったら、実の娘さんだそうで、そら似てるわな。
若ジョーンの大学に公演に来た女性作家役のひとは、ダウントンアビーのコーラでした。
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