キカ
劇場公開日 1994年7月
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アルモドバルのセンスが映える一作。小道具があり得ないほど凝っていて、衣装から何からとても可愛い。出てくる人物も斬新で、どのように生み出したのか非常に気になる。許されない描き方をしている描写もある。あまりにも悲劇をポップに描くのは、現代では決して許されないだろう。
パラレルマザーズとは大違いのトンデモ映画。登場人物全員狂ってて、まるでコントを見ているよう。性的描写も満載で、衣装も奇抜で、それでいて、ミステリー要素も絡んできて、何が何やらわからない。展開も息をのむ展開と、笑える展開が交互にやってきてジェットコースターのよう。パラサイトを観たときのように、詰め込まれていて、こんな映画もあるのか、という感覚。エンドロールへの入り方もかっこいい。2023年劇場鑑賞53本目
真剣なシチュエーションもなぜか面白かったり、キャラの設定が超強烈で、キカを取り巻く内容がぶっ飛んでたり、どんな映画なんだろう。という感じ。後半は殺人ミステリーで進むが、最後はキカらしい終わり方。キカも破天荒。
笑える
早口のスペイン語で、アルモドバルの特徴のエッチなシーンとシリアスなところをオチャラケに描くセリフと映像。展開が読めず、最後まで目が離せない。スペイン語が分かればもっと面白かっただろう。
楽しい
怖い
キカはメークアップアーティストで、頭は少し弱い者の根っからの善人。死化粧をしたら生き返り、同棲することに。ゴルチエの衣装が面白いが、後半はテイストががらりと変わり、キカに救われる。
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