「ゴジータカッコいい」ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー 真・呉爾羅さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジータカッコいい
予告で満足してしまった。やはり予告でゴジータ出すべきでなかったかと。いや、ゴジータを出すことによってさらに行きたいとなったのは事実で、そういう点では正解だったかも。どっこいどっこいやな。
なんかブロリーが地球で本格的に戦い始めるシーンまでが長くなかったか?体感で30分以上観てた気がする。あとバーダックを見せる映画でないのは分かっているものの彼の描写が雑すぎた気がする。バンダナしてほしかったし、肩パット無しが良かった。死亡シーンも長くできないだろうけどせめてカカロットに託してほしかった。
肝心なブロリーも雑な気がする。設定もだいぶ変わっててカカロットを執拗に狙ってた設定を取っ払ったのはいいし、ほんとは悪いやつじゃなく、パラガスのせいであんな人格になったという設定は良い。謎なのはブロリーの戦う動機。君、制御スイッチ壊されたの見てて知ってるだろう。ほんとは戦いたくないなら言うこと聞かなきゃいいじゃん。昔のは憎いカカロットがいるからっていう動機だから分かる。で、なんで暴走してるときに親父殺されて(この殺され方も雑)キレるん?キレるにしても親父に大切にされてたってシーンが必要じゃない?こうなると親父をぶち殺した昔のブロリーは理にかなってると思う。
そしてブロリーの地球での成長速度早すぎない?あれはないと思う。やっぱ最初長くしすぎたんだよ。
あの絵のタッチはほんと好きだけど作画雑になってる部分はあった。バトルシーンは確かに迫力あった。でも自分には速すぎ。良く言えばスピード感あるバトルだったがなんかそのスピード感でいろいろ誤魔化されてるようにも感じた。ちなみに自分は串田アキラさんの歌は好きなんだが(あれ彼の歌声だよな?)あの曲はどうかと...特に流すタイミング。あれ急にブロリーが何か叫びだしたようにも聞こえたけど。
全体的に雑さも目立つけど作画は好きだしなんだかんだでバトルも満足できるシーンがいくつもあったし良かった。ゴジータカッコいい。