「何か惜しい気がする映画」ガンズ・アキンボ ヨークさんの映画レビュー(感想・評価)
何か惜しい気がする映画
アップテンポなビートに乗せてFPSのように銃撃戦が展開しつつ、コメディも散りばめながらサエない男がハードモードのデスゲームでサバイヴする新感覚の映画。
着想は現代的でおもしろいです。ただ、もうひとつそれぞれの要素が噛み合わなかった印象。うまくハマればものすごく爽快な作品になってた可能性はあると思いますが、いかんせん2人の主要キャラクターに気持ちが入らなかったです。
こんな悪趣味なデスゲームをたくさんの人がLIVE配信で熱狂しながら視聴する姿は現代への皮肉でもあり、近未来のディストピア的描写。そこは良かったので、不条理な状況に放り込まれた彼らの世界観を力づくでも楽しめる要素が欲しかったです。
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