「【”両手にボルトで拳銃を固定されるのは、嫌だ!で、殺し合いを配信されるのはもっと嫌だ!”ダニエル・ラドクリフ、身体を張って、血まみれになりながら頑張ってます!】」ガンズ・アキンボ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”両手にボルトで拳銃を固定されるのは、嫌だ!で、殺し合いを配信されるのはもっと嫌だ!”ダニエル・ラドクリフ、身体を張って、血まみれになりながら頑張ってます!】
ー スキズムと言う殺し合いサイトを生配信する闇組織の連中に、ボルトで両手に拳銃を固定されたマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)。
(”アキンボ””って、二丁拳銃の事なんだね。知らなかったなあ。)
更に、彼は闇組織のボス、全身入れ墨のリクター(ネッド・デネヒー)により、殺し合いに強制参加させられる。
相手は、最強の殺し屋で、過去に何者かに家族を殺されたニックス(サマラ・ウイーヴィング:最近の映画で、良く拝見している。期待してます。)だった。
◆感想
・映画館で上映された時には、スルーしていたのだが、”配信”で観て見たら有り得ない設定の中、自信喪失していたゲームクリエイター、マイルズ
- 嫌みな上司からイビラレ、彼女には別れを告げられ、冴えない毎日を送っている。で、スキズムに悪口雑言を書き込んだら・・。-
が、戦いをしていく中で、自信を徐々に取り戻す過程を、ハードアクションと共に描き出している部分が面白く。
・ニックスの家族(含む、ニックスを更生させようとしていた刑事のお父さん)を殺した人物が判明し、ニックスとマイルズが共闘していく過程が、少しの笑いと、ニックスの激しいアクションも交えて描かれている。
- 中指を落とされたニックスの”金曜日の夜のお楽しみなのに・・”という台詞が、私は男なので良く分かりません・・。スイマセン・・。-
<一番怖かったのは、殺し合いの生配信を見ている多くの名もなき人々の姿かな・・。
風刺的だよね。
ラストは、お決まりの爽快さで締めくくったのも良かったよ。>
■ダニエル・ラドクリフは「ハリーポッター」シリーズで名子役になった事は、万民が知る事。
けれど、映画の世界で名子役が名優になるパターンは稀である。
- ジョディ・フォスターは別格であるが。ー
シリーズが終了した後は苦労していたが、近年の「スイス・アーミーマン」の死体役や、「グランド・イリュージョン」「プリズン・エスケープ」など、劇場で観たが、頑張っていると思うなあ。ー