劇場公開日 2021年2月26日

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「不用意なネット書き込みには要注意」ガンズ・アキンボ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5不用意なネット書き込みには要注意

2021年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

角が生えてしまった殺人冤罪者(『ホーンズ 容疑者と告白の角』)や無人島で役に立つ死体(『スイス・アーミー・マン』)など、『ハリポタ』シリーズ以降のダニエル・ラドクリフは、エッジの利いた役どころをあえて選んでいる感があるが、本作もやっぱりブツ飛んだ内容。
ネット上の誹謗中傷への問題提起を盛り込んだガンアクション…と書けば聞こえがいいかもしれないが、文字通りゲーム感覚の、良くも悪くも中二病全開なストーリー。
『キック・アス』、『シューテム・アップ』テイストのバイオレンス描写もふんだんにあるが、カタルシス的な満足感に欠けるのは、やっぱりラドクリフ主演だからだろうか。もっとも彼が主演でなかったら、間違いなくDVDスルーされていたと思うけど。
とにかく不用意なネット書きこみは禁物――この教訓を得れるだけでも観る価値はある…かも。

regency