ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋のレビュー・感想・評価
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ラブコメだ~
湿気た空気の梅雨空にコロナ自粛と冴えない日々が続いたので、ちょっとほんわかしてみたくて観ることにしました。
3歳年上のお姉さんに憧れる年頃のエピソードは結構重なる思い出ある人が多いのではないかと思います。
逆にお姉さんの気持ちはわからないけど(笑)
そっから拗らせたフレッドが先行き不安な姿を見せてくれるので冒頭から笑わてくれます。ネオナチとの掛け合い、窓からの脱出、捨て台詞を聞いて引きぎみのネオナチ…こいつ大丈夫か?と心配したら案の定クビに(笑)
友人ランス(こいつが凄く良いやつで困る)に慰められてパーティーに参加したら憧れの彼女が…って都合よすぎだが、彼女にライターとして登用され次第に距離が近づいて…
強い女に相手が“勃たない”とかは良くわからんけどシャーロットも孤独な政治の世界でセクハラ三昧受けながら頑張ってたのは想像に難くない。
ラストの選択と演説は拗れた愛情ここに極まれりと言う感じだがニヤニヤしてしまう。
彼氏が好きな女でアレして何が悪いとか、強弁だが彼氏が他の女見てやるよりずっと健全だと思う。
さすがに自由の国の主張で終わるのはズルい気もするが、男尊女卑で双方がいがみ合う時代が無くならないのは残念。
主演二人の相性の良さが心地よい
セス・ローゲンとシャーリーズ・セロンが製作主演を務める男女逆転版『プリティ・ウーマン』は、笑いと毒っ気が散りばめられた王道のラブストーリーでした!
ちなみに、タイトルの『ロング・ショット』は「勝つ見込みの低い候補者」を意味するそうですが、おそらく「フレッドが発射するアレ」のシーンも含めたダブルミーニングと思われます。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『アトミック・ブロンド』など、百戦錬磨の女性役のイメージが強いセロンは、全編ジョークを吐きまくるローゲンとは食い合わせが悪いのでは、と疑っていたのですが、そんな心配を吹き飛ばしてくれる相性の良さを見せてくれました。
普段は政治家として気品ある佇まいを崩さない、セロン演じるシャーロットが、クスリでラリったまま「ある重要な職務」を全うする姿は爆笑必死です。
物語のキーは、ローゲン演じるフレッドの親友で、二人の恋を常に応援してくれるランスというキャラクター。彼が終盤、ずっと隠していた「ある秘密」を明かし、フレッドを激怒させますが、それを通じてフレッド自身も「自身の主張とは裏腹に、自分の中にも無自覚な差別意識があった」ことに気付くシーンは、見ている観客にも自分の差別意識について考えさせる名場面だと感じました。
ライターとしての能力を十二分に発揮し、陰からシャーロットを支えることを選ぶフレッドの姿は、社会的地位の高低にかかわらず、自分の強みを生かして人生を歩むことの尊さを教えてくれます。
実はこっそり出演しているアンディ・サーキスにもご注目を。
最高でした!
昨年末の予告編で楽しみにしたいたのにまさかの見逃し。そこを救ってくれたあつぎの映画館kikiさんありがたいです!
metooとか昨今の状況を絡めて語りたいのはよく分かるし、意識して作られている部分はあったが、その辺りを取っ払っても最高に楽しめたし、物語のフォーマット自体はいわゆる格差恋愛ものとして見覚えはあるものの、今の映画としてしっかりアップデートされていて、特にセリフで引用される映画、ドラマがクール。
それにしても、シャーリーズ・セロン好きすぎる。あんなにクールでありながら、下々の俺たちの気持ちもわかってくれそうなあの感じは何なんだろう。「モンスター」で持っていかれてから彼女の作品はほぼ見続けてるけど、本作、トップレベルで好きです。ヤングアダルトもいいな。。いやアトミック・ブロンドかなやはり。。いや。。
ワカンダフォーエバー!で笑いつつやはり、今はゲースロが必須項目である事を痛感して焦る。
主演二人が自分のセルフイメージに近い役柄を生き生きと演じていて化学...
主演二人が自分のセルフイメージに近い役柄を生き生きと演じていて化学反応も抜群! 我らがセス・ローゲンが体制なんかとは切り離された所でドラッグでハイになるのも、シャーリーズ・セロンが"強い女性"というイメージを仮託されるのも僕たちは知っている。何なら少しヒラリー? 途中からドンドン前のめりになっていく"ロマコメ"としての面は、古くはスクリューボール・コメディから名作『ローマの休日』、そして比較的近年ではリチャード・カーティス(ex. 『ノッティングヒルの恋人』)が作り上げた英国産ロマコメというブランドにまで通ずるもので、"身分差"という題材またそこから生じる葛藤は普遍的。しかも本作でのその扱い方がタイムリーで、社会情勢をチクリとしつつ、秀逸な小ボケを量産していく風通しの良さ。主人公二人の"我"を貫き通し、世の中に怒り狂ったりしている点は、個人的に共通性高かった。夢や理想論と鼻で笑われても頑張っていかないと。実際、シャーリーズ・セロンは活動的だし。だから"地球を救う"というテーマでもっと根幹を貫いてほしかった気もしたけど、これくらいが押し付けがましくなくて程よいのかな。その代わり共和党はものすごくディスられていて、毎度ながらこういうのは日本(のメジャー?)じゃ絶対作れないなと思った。
単なる固定観念の逆張りではない力強さ
シャーリーズセロンとセスローゲンなら、圧倒的に前者を観にくる観客が多いことが想像できる(失礼)キャスティングでありながら、安易な非モテ男弄りに走っていないところが非常に好印象。
また、男は仕事、女は家庭という固定観念をひっくり返しておいて、かつ、それぞれに自分の中にあった偏見、差別意識を克服して相手と向き合う姿は、単なる固定観念の逆張り作品とは本質的に異なる。
これがポリティカリーコレクトネスのエンタメ化か、とハリウッドの底力に感服する。
しかしまったく堅い作品ではなく、下ネタからドラッグネタまで何でもありのラブコメで、終始笑いっぱなし。
特にシャーリーズセロンのラリラリ演技は最高。
こんな楽しい作品をありがとう。
王道ラブコメでした
私の好きなシャーリーズ・セロン作品。予告編とか、観ていなかったので、簡単にストーリーを読んで、観てみようかな…と鑑賞。でも、ポスター見て、ちょっと驚き。まるで、美女と野獣。こんな二人が、どんな風に出会って、恋に落ちるのかな…と。結果は、幼なじみでしたね。だったら、こんな美女と野獣でも恋に落ちますね。最も、シャーリーズ・セロンは、見た目で判断するような女性の役ではなかったですけどね。
ストーリーは、アメリカらしいラブコメでした。女性の国務長官とかジャーナリストとか、立場的な意味では、ありえなさそうでしたが、でも、それもコメディかな。意外と、下ネタ満載で、ちょいちょい吹き出しました。シャーリーズ・セロンが、とってもキュートでした。
がんばれフレッド!
超絶バランスのポリティカルラブコメディ! 一級品の出来ですね。
昨年観た「バイス」は、さすがにやり過ぎで後味悪かったのですが、全く同じ題材を扱っていながらこちらは後味爽やか。分断や格差の助長に真っ向から反論しながら、押し付けがましくなく、アメリカってこうじゃなきゃ、という期待に応えた作品だ。
ラブコメディとしても面白い。少年の時の想い出から大人になっての再会。立場の格差が大きすぎる中の奮闘。立ちはだかる困難。完全なる王道だ。そこに政治的な話がうまく放り込まれて、ドタバタする。国という大きな話と、恋愛という2人の話が交錯して、観客を飽きさせずに引っ張る。
シャーリーズ・セロンが演じるシャーロットは、知的美人の高嶺の花。高嶺どころか、次期大統領候補なのだから、どう考えてもテッペンです。どこか冷たいイメージが付きまとうが、本作では人間味ある美女。相変わらずお美しい。セス・ローゲン演じる、ジャーナリストのフレッドは、カタブツで変わり者。自分を曲げるのが嫌いで、かんしゃくを起こして辞職しフリーに。弾け方が半端ない。
ポリティカルな話題はあるので、深く考えても良いし、そうでなければ重い話にはならないので、マジメ不マジメ両面で楽しく観れる良作です。
下ネタ免疫がある人と一緒に行こう
予告を見てからコメディ感があって気になっていた作品でした!1月はいろいろと忙しいので劇場で観るのは無理かな、、と思っていたところ、友達と急遽観れることになったので2人で劇場へ足を運びました〜
主人公は冴えない男で、いい奴だけど頑固でちょっと垢抜けない笑。対してヒロインはまさにカッコいい女性。
2人のなんとも言えず恥ずかしすぎて辛い過去が笑えるのに切ない、、、!
あと、主人公のダメさ加減や人間らしさに共感しつつも、めっちゃ協力してくれる友達!あの人脇役だけどすごいいい人すぎない?主人公何気なく電話してたけどあんなにしてくれる人親友やん。
なんやかんやあってハッピーエンド〜な物語でしたが、
なんてたって下ネタが、、今回一緒に行ったお友達は全然大丈夫な人だったのでよかったのですが序盤から終盤にかけて生々しいシーンはありませんが、それなりの表現は多々あります、!
余計なお世話ですが、下ネタ・エロ・ドラッグに関しての冗談が効かないよな〜って人を誘おうと思っている方がいたら!おすすめしません!
1人で観に行って劇場の座席でクスクス笑っていて下さい。気まずくならずに気にせず帰れます笑。
簡単にまとめると、
愛と友情と情熱にコメディをぶっかけた作品です。
気軽に観れて面白かったですよ!
2020年 4本目「相手の立場になってみなさいよ」
下品だけどロマンチック
シャーリーズ姐さん美しい
最高かよ!笑えてロマンチックで元気がもらえる!
シャーリーズ・セロン美しすぎ!
ほのぼのした恋愛映画かと思ったら、意外とリアルな下ネタ満載だった!
でも、あんな下ネタやっといても美しさと上品さに1ミリも翳りなく、むしろ人間味あってさらに美しく輝くシャーリーズ・セロンたら!もー同性でも見とれてしまう美しさ。
今まであちこちで見た格差ものが男女逆転だし、女性の政治活動だったり新鮮で興味深いネタを盛り込みつつ、笑いもあり、変化球で面白かった!
下ネタ苦手な人にはオススメできないけど、
好きなものは素直に好きと言おう、
人の立場を察しよう、
そして昔の自分が今の自分を見たら誇れるのか、
笑いながら色々と考えてしまいました。
だんだんセスもかわいく頼もしく見えちゃうマジック(笑)
仕事も恋も、理想か妥協か?
会社の人に勧められて鑑賞(字幕)。
身分違いの恋…。自分からすれば、雲の上の人。だからこそ惹かれてしまうんだ…。でも、両想いなんて夢のまた夢、と思っていたら、ふたりの恋が始まりました。
しかしこの恋、前途多難。上手く行くと思っても、そうは問屋が卸さない。身分違いならではの障害が立ち塞がり、いったいどうなる、ふたりの行方?―この王道感、好きです。
これまで追い求めて来た理想へ邁進するのか?
はたまた夢を掴むために妥協するのか?
究極の選択を迫られ、ふたりが出した答えとは…?
納得!…てかそうなってもらわな困る!
小ネタ、下ネタ大量投下!
さすがセス・ローゲン、、、
ふたりを危機に陥れるのが、まさかの顔射とは(笑)。
「マイ・フェア・レディ」や「プリティ・ウーマン」など、類似作は数あれど、本作はいつもと立場が逆転しているのが面白いなと思いました。時代性だなぁ…。ロマンティック度合いは抑え目でしたが、なかなか素敵な物語でした。
※修正(2022/03/29)
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