「気狂ってる」ミスミソウ Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
気狂ってる
押切さんの作品が実写化ということで
原作は見てませんが気になっていたミスミソウなので拝見しました。
あらすじや、内容を全く知らずに見たので
スプラッター系過ぎてなかなか悲鳴でした。が
作りがまぁー雑というかB級というか、リアリティーなんだけど、リアリティーじゃなくて、血が出るところとかもうよく分からなくて一周回って笑ってしまいました。
そしてやたら全員吐くうえに、まぁー死ぬ。
みーーんなだいたい死にます。
メインで出てきた人、だいたい全員死にました。
あの男の子がまさかあんな狂った男の子だとは気づいてなくて、俺じゃなくて家族をとるのかよで気ぐるってる時に、手がやばいから、おばあさんのこと殴ったんだって気付いたら、本当に殴っていて、気狂いがやばい作品でした。
まるで主犯者みたいにされていた金髪少女は、あの男に惹かれてることに嫌気がさしていて、そして主人公が好きだったんですね。
思春期特有の独占欲のようなものだったのか、それとも恋心だったのかわかりませんが、付き纏ってくる女をいじめていたことには変わり無いので、決していい子ではないなとは思いますが、人殺しや、主人公へのいじめ等をあの子が発信していたものではないのがわかりました。
目の前でいじめられているのを一緒に見てそのまま過ごしているのもよくわかりませんでしたが。
とにかく気狂ってる人だらけでした。
おじいちゃんがかわいそうすぎるし、家族を焼き殺しちゃう学生たちって、頭おかしいですね。
妹を守るために覆って死んでったお父さんを
写真で撮影していた彼はサイコパスですね。
なんか胸糞悪い内容なのに最後まで見てしまいました。全員がどこかに何か闇を抱えてて、悩みがあって、目では見えないものを抱えてて、殺されまくってく作品でした。笑
先生が【わたしは学校を卒業したかっただけ】と言って過去いじめられていたから、教師になって自分も学校を卒業したい的なことを言っていて、でも教師になっても結局いじめられてるような感じの先生になってしまっていて、なんかやるせないですね。
吐いたと思ったら車に轢かれるに、わー。って感じでした。