「実存主義」赤色彗星倶楽部 いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
実存主義
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サルトルの著書『嘔吐』の中で提唱された哲学理論とのことだが、今作品のテーマであるのだろう、書籍も本作品に登場している。
早稲田大学映研の作品である本作は、現役大学生の稚拙だがそれなりに頭の良いスタッフ達の青春を凝縮した作品になっている。なので大学生にしては良く出来ている内容である。まぁ、あくまでも頭でっかちのストーリー構成だし、随分背伸びしたなぁという感想であるが。なので、頭の悪い自分には読み解く能力が欠如しているので大変観念的なイメージを抱いた内容である。だからカタルシスも勿論用意されていないし、ラストはそれこそ抽象的に纏められていて、まぁ、そういう映画もあってもいいんだろうという少し、俯瞰的観方に始終してしまうのだけどね。
大変、知的な印象をうけた映画でありました。おわり。※それ以上もそれ以下でもない
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